「えっ…！？ぼ、ぼっちゃんマンが…！？」


ぼっちゃんマンが消え、老人が現れた
事に鈴音は驚愕して唖然と
その老人を見る…
その老人を見た会長は老人に駆け寄る！


「ひ、ヒーロー神様！！！！」
「ええっ！？！？」
「そう、ぼっちゃんマンの正体は…ヒーロー神様だったのだ！！」

「「ええぇ！？！？」」


「いかにも…わしがヒーロー神なり」



ぼっちゃんマンのまさかの正体に
驚くヒーロー達…
ヒーロー神は口を開き言葉を続ける



「わしは新しくなったヒーロー協会とヒーローたちの実力を見るためにぼっちゃんマンに姿を変えてこの大会にエントリーしたのじゃ…」
「もっとも！天才マンには初めから正体を見破られよりヒーローの実力が見やすいように気を使わせてもらったようじゃがの」
「お易い御用でヒーロー神様…」


ヒーロー神に跪く天才マンを見ながらも
鈴音は疑問を抱いてヒーロー神に
問う。



「でも…それならなんで私の弟子になったの…？」
「それはじゃなラッキーちゃん…わしは君に期待をしておるからじゃよ」
「えっ？私に？」
「そう、…だから君の人格を試すような真似をさせてもらった」
「！？で、では…あの言動は！？」
「そう、わざと努力マンを煽るような事をして卑怯な真似をして試した」


ヒーロー神の真実の言葉に努力マンは
さっ！！と顔を青くして土下座の形となった


「も、申し訳ありません！！ヒーロー神様！！」
「はっはっは！！よいよい…！そしてラッキーちゃん…君は叱り励まし・ぼっちゃんマン、つまりわしを真っ当なヒーローにしようと頑張った…優しくも慈悲深い人格…まさに期待通りだ」
「そんな、褒めても何も出ないよ…」


頬を染めて照れる鈴音の
後ろから世直しマンと会長が歩いてきた。
真剣な面持ちでヒーロー神に向かう…



「ではやはり、世直しマンが言っていた言は…宇宙の危機というのは…」
「会長よ、よく崩壊しかけたヒーロー協会をここまで建て直してくれた！そしてまた素晴らしいヒーローを集めてくれた！このヒーロー達ならば立派にあいつと戦える！！

…そう」



杖を握りしめて声に出す






「裏宇宙人と！！」
「「裏宇宙人！？！？」」