聖なるヒーローの巻
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涙を拭ったラマンちゃんに
恐る恐る鈴音は理由を聞いた
「‥どうしてヒーローになりたいの?‥ラマン、ちゃん」
「‥私が6歳の時、漁師をしていた両親は漁船が沈没して死んだわ‥」
「!!」
そこからラマンちゃんの口から語られる
事になる過去‥彼女はポツリポツリと語り出す
両親が亡くなり‥そこから、3歳の弟と2人だけの時間が始まった‥
「ラマンねぇちゃん‥」
「‥大丈夫、だからね‥ポパイ‥」
ボロボロ涙を零しながらも
泣きじゃくる弟を抱きしめた夜を
ラマンは忘れない‥
そこからラマンちゃんは毎日毎日アルバイト
や内職を繰り返して弟のために働いた
彼女はその時から弟の父であり母だった‥
「うう〜っ!!分かるぞラマンちゃん!!それで地味な生活が嫌になりヒーローになろうと!」
「テメーは黙ってろ!!」
「ラマンちゃん‥うぅ」
既にここで何人かが泣いていた。
「‥しかし弟は貧しいことで虐められていつも泣いていた‥」
「やーいやーい、ビンボーポパイ!」
「うぇぇ〜ん!!」
「やめなさい!!」
そんな弟をいつも守っていたのは
ラマンちゃんだった
その頃から既に強く、いじめっ子を
簡単に蹴散らした‥
そんなある日、弟から言われたのだ
「やっぱりラマン姉ちゃんは強いや!!姉ちゃんならヒーローになれるんじゃない?」
「ヒーロー?」
そこでラマンちゃんは思った
ヒーローになれば生活も裕福になり‥
弟に楽をさせてやれるのでは?と
そしてラマンちゃんは決めた
「うん分かった!お姉ちゃんヒーローになる!!その代わりポパイももう泣いちゃダメよ!!」
「うん分かった!もう泣かない約束する!」
そこからラマンちゃんの猛特訓が始まった
はしたないと言われようが‥雨の日も
風の日もただヒーローをめざしてきた
「うぅ、いい話だ‥」
ポロポロもらい泣きをしている鈴音
そんな鈴音に目を移して‥ラマンちゃんは語った
「‥そんな時だった、私の耳にラッキーちゃん‥貴方のことが飛び込んできたのは」
「!」
何年持ち‥1年ほど前のことであった
弟、ポパイがとある新聞を持って
自分の元へ飛び込んできた
「姉ちゃん!!姉ちゃん!!コレ見て!!」
「何よポパイ?そんなに慌てて‥その新聞がどうしたのよ」
新聞に頭を傾げながら聞いたラマンちゃん‥
「地球のラッキーマンってヒーローが活躍してる新聞なんだ!!これ!」
「そのラッキーマンがどうしたのよ」
次の言葉にラマンちゃんは表情を変えた。
「そのラッキーマン!!女の子のヒーローなんだよ!!」
「!!なんですって!?」
恐る恐る鈴音は理由を聞いた
「‥どうしてヒーローになりたいの?‥ラマン、ちゃん」
「‥私が6歳の時、漁師をしていた両親は漁船が沈没して死んだわ‥」
「!!」
そこからラマンちゃんの口から語られる
事になる過去‥彼女はポツリポツリと語り出す
両親が亡くなり‥そこから、3歳の弟と2人だけの時間が始まった‥
「ラマンねぇちゃん‥」
「‥大丈夫、だからね‥ポパイ‥」
ボロボロ涙を零しながらも
泣きじゃくる弟を抱きしめた夜を
ラマンは忘れない‥
そこからラマンちゃんは毎日毎日アルバイト
や内職を繰り返して弟のために働いた
彼女はその時から弟の父であり母だった‥
「うう〜っ!!分かるぞラマンちゃん!!それで地味な生活が嫌になりヒーローになろうと!」
「テメーは黙ってろ!!」
「ラマンちゃん‥うぅ」
既にここで何人かが泣いていた。
「‥しかし弟は貧しいことで虐められていつも泣いていた‥」
「やーいやーい、ビンボーポパイ!」
「うぇぇ〜ん!!」
「やめなさい!!」
そんな弟をいつも守っていたのは
ラマンちゃんだった
その頃から既に強く、いじめっ子を
簡単に蹴散らした‥
そんなある日、弟から言われたのだ
「やっぱりラマン姉ちゃんは強いや!!姉ちゃんならヒーローになれるんじゃない?」
「ヒーロー?」
そこでラマンちゃんは思った
ヒーローになれば生活も裕福になり‥
弟に楽をさせてやれるのでは?と
そしてラマンちゃんは決めた
「うん分かった!お姉ちゃんヒーローになる!!その代わりポパイももう泣いちゃダメよ!!」
「うん分かった!もう泣かない約束する!」
そこからラマンちゃんの猛特訓が始まった
はしたないと言われようが‥雨の日も
風の日もただヒーローをめざしてきた
「うぅ、いい話だ‥」
ポロポロもらい泣きをしている鈴音
そんな鈴音に目を移して‥ラマンちゃんは語った
「‥そんな時だった、私の耳にラッキーちゃん‥貴方のことが飛び込んできたのは」
「!」
何年持ち‥1年ほど前のことであった
弟、ポパイがとある新聞を持って
自分の元へ飛び込んできた
「姉ちゃん!!姉ちゃん!!コレ見て!!」
「何よポパイ?そんなに慌てて‥その新聞がどうしたのよ」
新聞に頭を傾げながら聞いたラマンちゃん‥
「地球のラッキーマンってヒーローが活躍してる新聞なんだ!!これ!」
「そのラッキーマンがどうしたのよ」
次の言葉にラマンちゃんは表情を変えた。
「そのラッキーマン!!女の子のヒーローなんだよ!!」
「!!なんですって!?」