目立の秘密でラッキー!
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宇宙で一番、住みやすく宇宙人に狙われやすいと言われている地球。
この蒲生市にはほぼ毎日宇宙人が来ていると言ってもおかしくはない。
とはいえ、すぐに努力マンとラッキーマン・・・鈴音が倒すのだが。
「では、さらば!!」
「差し歯だ」
「「ラッキーちゃんと努力マンありがとう!」」
道路の隅には、鈴音のラッキーと
努力マンの実力でやられた最初の一コマ星からきた薄命星人が死んでいた。
二人が立ち去ると共にスーパースターマンもペガサスに乗り、気取りながら差って行く。
「スーパースターマンアディオース!」
「お前は相変わらずなにもしてない」
そう呟いた町の人の声は彼には聞こえていなかったようだ。
・
・
・
「ふっ、宇宙人は何人倒しても気持ちいいぜ。さてと・・・・」
ペガサスから降り、周りに人がいないことを確認すると目立はいつ壊れてもおかしいくらいボロボロな家に入っていった。
その家の表札は"目立"。そう、このボロボロな家が目立の家なのである。
中は汚れていて壁などの塗料もボロボロだ。
目立はいつもと変わらない我が家をみてふっ、と笑った。
「・・・ふっ、この目立だかるの家が超貧乏とはな・・・・人には言えねーぜ。」
彼の両親は目立が7才くらいの時に蒸発し、それから世間や借金取りから身を隠すように10年も暮らしてきたのだ。
「(その反動がせめて外に出た時くらいは派手にしていたい、目立っていたいという日本一目立だかる中学生にしちまったのさ・・・・)」
悔しそうにギュッ、と拳を握りしめる。
すると外から子供の泣き声が聞こえてきた。
わーん、わーん!!
「ん、あの声は!?」
立て付けの悪い窓を開けて外を見ると
幼い弟と妹がいじめられていた。
「やーいやーい、役立たずのスーパースターマンの弟と妹ー!」
「ラッキーちゃんと努力マンのおにもつスーパースターマン!」
「5秒でやられるスーパースターマン!」
「普通星人より弱いスーパースターマン!」
「何をーっ!!スーパースターマンはほんとは強いんだ!!」
「嘘つけこのやろー!!」
目立はいじめられる弟と妹をみて、自分が情けなくなっていた。
そしてその夜・・・・妹、真千子が食事の支度をしているときだった。
弟の拓内がすっく、と立ち上がり目立に
訪ねた。
「お兄ちゃん、スーパースターマンは強いよね!!」
弟と妹のその真剣な眼差しに、目立は
すこし間を開けると優しく微笑んで返答した。
「ああ、宇宙一強いヒーローそれがスーパースターマンだ。今までは子分のラッキーちゃんと努力マンにいいところを譲っていたが一番強いのはスーパースターマンだ。」
その返事に拓内と真千子は顔を明るくさせて喜んだ。
「だよね!そうだよね!」
「そうさ!よーし、その証拠に今度宇宙人が出てきたときにはスーパースターマン一人で宇宙人をやっつけてやる!」
「「わーい、やっつけてやっつけてー!」」
そんな和気あいあいとした兄弟を影から努力と鈴音は見ていた。
目立の意外な一面をみた鈴音は
すこし涙ぐんでいた。
「・・・・・・み、見ましたか師匠」
「うん、見たよ・・・・・」
「うお~~~~~っ!!なんて素晴らしい兄弟愛なんだーーーー!!!」
ドドドーーッ、と滝のような涙を流して猛烈に感動する努力。
鈴音もハンカチで涙をぬぐっていた。
「師匠!次宇宙人が出たときスーパースターマンに大活躍させましょうね!!」
「うん、あの弟と妹のために!・・・でもどうやろうか?」
うーん、と考えていると目立が家から出てきた。
急いで物陰に隠れる二人。
目立は真剣な顔立ちで何やら作り始めた。
トンテンカン、トンテンカン、と
音をたててなにかを作る目立に二人は首をかしげる。
「なにか作ってるようですね・・・」
「あ、戻ってった・・・・なに作ったんだろ?」
ひょい、と努力と鈴音が除くと
そこには星形の手裏剣らしきものと
何やら派手なビーム銃があった。
「ぶ、武器だ!!」
努力はスーパースターガンとかかれたビーム砲を手に取る。
「あいつにあんな才能があったとは・・・すごいっすよこのビーム砲!ちょっと
地面打ってみましょう。」
「え、ちょ、やめてよ努力!!」
カチッ、と引き金を引くと・・・・・
ポトッ、
銀玉が落ちただけでなにも起こらなかった。
更に星形のの手裏剣と思っていたものは
銀紙を星形にきっただけ。
努力はブルブルと怒りで震え始めた。
「アホか~~~~~~っ!!こんなんで宇宙人に勝てると思ってんのかあいつはーーーーーーっ!!!」
「ど、どうすんの努力ー・・・」
「仕方ない、私が強力な武器に作り替えてやる!!あ、師匠は遅いのでもうお帰りください。」
「そ、そう?じゃあ頑張って・・・・」
努力が一晩中かけて作り替えた武器は強力な物となった。
そして次の日・・・・・
この蒲生市にはほぼ毎日宇宙人が来ていると言ってもおかしくはない。
とはいえ、すぐに努力マンとラッキーマン・・・鈴音が倒すのだが。
「では、さらば!!」
「差し歯だ」
「「ラッキーちゃんと努力マンありがとう!」」
道路の隅には、鈴音のラッキーと
努力マンの実力でやられた最初の一コマ星からきた薄命星人が死んでいた。
二人が立ち去ると共にスーパースターマンもペガサスに乗り、気取りながら差って行く。
「スーパースターマンアディオース!」
「お前は相変わらずなにもしてない」
そう呟いた町の人の声は彼には聞こえていなかったようだ。
・
・
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「ふっ、宇宙人は何人倒しても気持ちいいぜ。さてと・・・・」
ペガサスから降り、周りに人がいないことを確認すると目立はいつ壊れてもおかしいくらいボロボロな家に入っていった。
その家の表札は"目立"。そう、このボロボロな家が目立の家なのである。
中は汚れていて壁などの塗料もボロボロだ。
目立はいつもと変わらない我が家をみてふっ、と笑った。
「・・・ふっ、この目立だかるの家が超貧乏とはな・・・・人には言えねーぜ。」
彼の両親は目立が7才くらいの時に蒸発し、それから世間や借金取りから身を隠すように10年も暮らしてきたのだ。
「(その反動がせめて外に出た時くらいは派手にしていたい、目立っていたいという日本一目立だかる中学生にしちまったのさ・・・・)」
悔しそうにギュッ、と拳を握りしめる。
すると外から子供の泣き声が聞こえてきた。
わーん、わーん!!
「ん、あの声は!?」
立て付けの悪い窓を開けて外を見ると
幼い弟と妹がいじめられていた。
「やーいやーい、役立たずのスーパースターマンの弟と妹ー!」
「ラッキーちゃんと努力マンのおにもつスーパースターマン!」
「5秒でやられるスーパースターマン!」
「普通星人より弱いスーパースターマン!」
「何をーっ!!スーパースターマンはほんとは強いんだ!!」
「嘘つけこのやろー!!」
目立はいじめられる弟と妹をみて、自分が情けなくなっていた。
そしてその夜・・・・妹、真千子が食事の支度をしているときだった。
弟の拓内がすっく、と立ち上がり目立に
訪ねた。
「お兄ちゃん、スーパースターマンは強いよね!!」
弟と妹のその真剣な眼差しに、目立は
すこし間を開けると優しく微笑んで返答した。
「ああ、宇宙一強いヒーローそれがスーパースターマンだ。今までは子分のラッキーちゃんと努力マンにいいところを譲っていたが一番強いのはスーパースターマンだ。」
その返事に拓内と真千子は顔を明るくさせて喜んだ。
「だよね!そうだよね!」
「そうさ!よーし、その証拠に今度宇宙人が出てきたときにはスーパースターマン一人で宇宙人をやっつけてやる!」
「「わーい、やっつけてやっつけてー!」」
そんな和気あいあいとした兄弟を影から努力と鈴音は見ていた。
目立の意外な一面をみた鈴音は
すこし涙ぐんでいた。
「・・・・・・み、見ましたか師匠」
「うん、見たよ・・・・・」
「うお~~~~~っ!!なんて素晴らしい兄弟愛なんだーーーー!!!」
ドドドーーッ、と滝のような涙を流して猛烈に感動する努力。
鈴音もハンカチで涙をぬぐっていた。
「師匠!次宇宙人が出たときスーパースターマンに大活躍させましょうね!!」
「うん、あの弟と妹のために!・・・でもどうやろうか?」
うーん、と考えていると目立が家から出てきた。
急いで物陰に隠れる二人。
目立は真剣な顔立ちで何やら作り始めた。
トンテンカン、トンテンカン、と
音をたててなにかを作る目立に二人は首をかしげる。
「なにか作ってるようですね・・・」
「あ、戻ってった・・・・なに作ったんだろ?」
ひょい、と努力と鈴音が除くと
そこには星形の手裏剣らしきものと
何やら派手なビーム銃があった。
「ぶ、武器だ!!」
努力はスーパースターガンとかかれたビーム砲を手に取る。
「あいつにあんな才能があったとは・・・すごいっすよこのビーム砲!ちょっと
地面打ってみましょう。」
「え、ちょ、やめてよ努力!!」
カチッ、と引き金を引くと・・・・・
ポトッ、
銀玉が落ちただけでなにも起こらなかった。
更に星形のの手裏剣と思っていたものは
銀紙を星形にきっただけ。
努力はブルブルと怒りで震え始めた。
「アホか~~~~~~っ!!こんなんで宇宙人に勝てると思ってんのかあいつはーーーーーーっ!!!」
「ど、どうすんの努力ー・・・」
「仕方ない、私が強力な武器に作り替えてやる!!あ、師匠は遅いのでもうお帰りください。」
「そ、そう?じゃあ頑張って・・・・」
努力が一晩中かけて作り替えた武器は強力な物となった。
そして次の日・・・・・