友情マン出陣の巻
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現在、第5試合まで終わり‥
第5試合の努力マンvs鈴音の試合の
結果、勝利したのは鈴音であった
『しかしこれで1回戦目で敗退した努力マンはベスト16には入れない訳です』
『イヤーッ実力あるのに勿体ないですねはい』
『ズバーリこれがトーナメントの厳しさだズバー!』
そんな実況の言葉にハッと気がついて
努力マンに申し訳なさげに向き合う鈴音。
「っあ、そうかこれで努力マンは正式なヒーローには‥」
「何を言ってるんですかーっ!!私は師匠が本気で戦ってくれただけで幸せなんです!!これで自分の未熟さがよーく分かりました!!次の機会にはもっと努力して必ず認定証を手にしてみせますーっ!!」
「そっか‥ありがとう、努力マン」
改めて握手をした努力マンと鈴音
その時ヒーロー席から飛んできた小さな影。
試合を感染していたぼっちゃんマンであった
「ラッキーちゃん先生さすがでちゅ!!凄かったでちゅー!!」
「えっ?そう?あ、ありがとう!」
「努力兄さんも頑張ったと思いまちゅよ」
そう努力マンにも声をかけるぼっちゃんマン
は鈴音に見えないところで
怪しげな笑みを浮かべていた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
試合はどんどん進んでゆく、が‥
第6試合ではお互い相打ちになり進出不可能になり
戦わずして鈴音はベスト16に入り
続く第7試合、第8試合では選手が
現れないのであっという間にベスト8入と
なってしまった
「な、なんなのなんなの〜?ここまで来ると逆に怖いよ‥あれ?ちょっと待ってよ私このまんまじゃ‥」
「えぇ師匠、勝利兄さんと当たりますよ」
「えええええぇーーー!?何それぇ!!」
あまりにも出来すぎたラッキーに
頭を傾げていた鈴音はふと、
このままでは勝利マンと当たることに
気がついて頭を抱えた。
はてさて、そんな試合が終わり
第9試合‥友情マンの出番がやってきた
『さぁ!!続いて第1回戦第9試合目は友情マンの登場です!!』
「あっ、友情マンの出番だよ!」
「友情兄さん!!頑張ってください!!」
黄色い声や声援の中にこやかフレンドリー
に登場した友情マン
観客と握手をしながらも試合台に
上がった友情マンだが‥対戦相手の
一匹狼マンが現れない。
「あ、あれ?一匹狼マンは?」
『ああ、今度は一匹狼マンが姿を現しません』
「おーいどうした〜?早く出てこーい友達になろーっ!!」
一匹狼マンが現れないのを
続く選手の試合辞退等でイライラ
しているシンパンマンが声を荒げた
「一匹狼マン後3秒で出てこないと失格だかんね!!いーち!!」
「俺ならここにいるガル‥」
「「!?」」
試合台の隅から声が聞こえ、そちらに
目を向けると目だけが光っている影が1つ
その影は目にも止まらぬ早さで
移動すると試合台上へ降り立った。
「‥俺が、一匹狼マンガル‥俺は誰の力も借りないガル‥」
姿を現した一匹狼マンは、黒いスーツに
片目を隠した長い髪‥
見るからにからに閉じこもった薄暗い
雰囲気の男性だった
『う、薄気味悪い雰囲気ですね〜はい』
『ズバリ!どんな奴かは資料を見れば‥あっ!!ズバリ何も書いてない!!』
彼の資料には、名前以外何も書いていなかった。
その言葉を聞いた一匹狼マンがぽつり、と
声を出した
「今明かされる一匹狼マンの過去‥」
「えっ!?」
「俺は300年前孤独星で生まれたガル、いいや捨てられていたガル‥」
『うーーっ薄暗いぞ!!どんどん暗くなっていく!!』
資料に書いていないヒーローの過去
ヒーローも観客も真剣に聞く体勢に入った
「な、なんだか話が長くなりそうでちゅね先生‥」
「うん、でも聞かなきゃね‥」
「き‥聞いてやるぞ一匹狼マン!!」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
一匹狼マンが生まれ落ち気がついた時には
彼は1人であった
とにかく誰かに拾ってもらわなければと
泣き続けても誰も来ず、辺りを見回すと
そこにはたくさんの本やミルクや水等が
山ほどに置かれていた‥
それを見て理解したのは、自分は捨てられたという事実
「(ミルクとか紙おむつがあるってことは俺って捨てられた訳‥そ、そんな‥)」
せめて誰かに拾ってもらわなければと
泣き続けても誰も来ず、一匹狼マンは
諦めて自分でオムツを履いてミルクを
作り一気に飲み干した。
オムツを履き終えた時、手紙が
落ちていることに気がつき拾うと
それは父からの手紙であった
中身はこう書いてあった
〖お前を一匹狼マンと名づける
誰にも頼らず誰も信じずこの誰もいない
孤独星で1人の力で生きろ
人を信じたために酷い目にあい
死を選ぶことにした父より〗
「く‥くそ、っ‥!」
一匹狼マンはその手紙を握りつぶした
それから、彼は‥自分の力で
学んで自給自足し成長していった
第5試合の努力マンvs鈴音の試合の
結果、勝利したのは鈴音であった
『しかしこれで1回戦目で敗退した努力マンはベスト16には入れない訳です』
『イヤーッ実力あるのに勿体ないですねはい』
『ズバーリこれがトーナメントの厳しさだズバー!』
そんな実況の言葉にハッと気がついて
努力マンに申し訳なさげに向き合う鈴音。
「っあ、そうかこれで努力マンは正式なヒーローには‥」
「何を言ってるんですかーっ!!私は師匠が本気で戦ってくれただけで幸せなんです!!これで自分の未熟さがよーく分かりました!!次の機会にはもっと努力して必ず認定証を手にしてみせますーっ!!」
「そっか‥ありがとう、努力マン」
改めて握手をした努力マンと鈴音
その時ヒーロー席から飛んできた小さな影。
試合を感染していたぼっちゃんマンであった
「ラッキーちゃん先生さすがでちゅ!!凄かったでちゅー!!」
「えっ?そう?あ、ありがとう!」
「努力兄さんも頑張ったと思いまちゅよ」
そう努力マンにも声をかけるぼっちゃんマン
は鈴音に見えないところで
怪しげな笑みを浮かべていた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
試合はどんどん進んでゆく、が‥
第6試合ではお互い相打ちになり進出不可能になり
戦わずして鈴音はベスト16に入り
続く第7試合、第8試合では選手が
現れないのであっという間にベスト8入と
なってしまった
「な、なんなのなんなの〜?ここまで来ると逆に怖いよ‥あれ?ちょっと待ってよ私このまんまじゃ‥」
「えぇ師匠、勝利兄さんと当たりますよ」
「えええええぇーーー!?何それぇ!!」
あまりにも出来すぎたラッキーに
頭を傾げていた鈴音はふと、
このままでは勝利マンと当たることに
気がついて頭を抱えた。
はてさて、そんな試合が終わり
第9試合‥友情マンの出番がやってきた
『さぁ!!続いて第1回戦第9試合目は友情マンの登場です!!』
「あっ、友情マンの出番だよ!」
「友情兄さん!!頑張ってください!!」
黄色い声や声援の中にこやかフレンドリー
に登場した友情マン
観客と握手をしながらも試合台に
上がった友情マンだが‥対戦相手の
一匹狼マンが現れない。
「あ、あれ?一匹狼マンは?」
『ああ、今度は一匹狼マンが姿を現しません』
「おーいどうした〜?早く出てこーい友達になろーっ!!」
一匹狼マンが現れないのを
続く選手の試合辞退等でイライラ
しているシンパンマンが声を荒げた
「一匹狼マン後3秒で出てこないと失格だかんね!!いーち!!」
「俺ならここにいるガル‥」
「「!?」」
試合台の隅から声が聞こえ、そちらに
目を向けると目だけが光っている影が1つ
その影は目にも止まらぬ早さで
移動すると試合台上へ降り立った。
「‥俺が、一匹狼マンガル‥俺は誰の力も借りないガル‥」
姿を現した一匹狼マンは、黒いスーツに
片目を隠した長い髪‥
見るからにからに閉じこもった薄暗い
雰囲気の男性だった
『う、薄気味悪い雰囲気ですね〜はい』
『ズバリ!どんな奴かは資料を見れば‥あっ!!ズバリ何も書いてない!!』
彼の資料には、名前以外何も書いていなかった。
その言葉を聞いた一匹狼マンがぽつり、と
声を出した
「今明かされる一匹狼マンの過去‥」
「えっ!?」
「俺は300年前孤独星で生まれたガル、いいや捨てられていたガル‥」
『うーーっ薄暗いぞ!!どんどん暗くなっていく!!』
資料に書いていないヒーローの過去
ヒーローも観客も真剣に聞く体勢に入った
「な、なんだか話が長くなりそうでちゅね先生‥」
「うん、でも聞かなきゃね‥」
「き‥聞いてやるぞ一匹狼マン!!」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
一匹狼マンが生まれ落ち気がついた時には
彼は1人であった
とにかく誰かに拾ってもらわなければと
泣き続けても誰も来ず、辺りを見回すと
そこにはたくさんの本やミルクや水等が
山ほどに置かれていた‥
それを見て理解したのは、自分は捨てられたという事実
「(ミルクとか紙おむつがあるってことは俺って捨てられた訳‥そ、そんな‥)」
せめて誰かに拾ってもらわなければと
泣き続けても誰も来ず、一匹狼マンは
諦めて自分でオムツを履いてミルクを
作り一気に飲み干した。
オムツを履き終えた時、手紙が
落ちていることに気がつき拾うと
それは父からの手紙であった
中身はこう書いてあった
〖お前を一匹狼マンと名づける
誰にも頼らず誰も信じずこの誰もいない
孤独星で1人の力で生きろ
人を信じたために酷い目にあい
死を選ぶことにした父より〗
「く‥くそ、っ‥!」
一匹狼マンはその手紙を握りつぶした
それから、彼は‥自分の力で
学んで自給自足し成長していった