鈴音は初めの合図とともに
試験用紙を表にして名前を書いた。
テストの内容を軽くよく確認する、
内容は全てヒーローに関係するもので
○×の内容になっているが…


「(んぅぅぅ…！！わかんない……えーい！！やぶれかぶれよぉ〜〜！！！)」


分からずに頭を悩ますが分からず、
こうなればやけだ！！とテキトーに
○×を書いて立ち上がる


「書けましたァ！！採点してー！！」
「おー！！さすがラッキーちゃん早い！」


ひしょ香ちゃんの元へ用紙を持っていく
用紙がコンピュータへ入り、点数は…！！


『100点』


「やったァ！！満点だ！！」


見事に満点だった
これこそラッキーというものである


「さすがラッキーちゃん満点だ！！」
「じゃ、じゃあ皆頑張ってねー！！」


さて立ち去ろうとすると階段から
転げ落ちながらぼっちゃんマンが後を
追いかけてきた。
その手には用紙がある


「あれっぼっちゃんマンも終わったの？」
「はいー！！家庭教師いっぱいつけて勉強ちまちたから！」


そしてぼっちゃんマンの点数は…


『99点』


「わぁ！すごーい合格！！凄いねぼっちゃんマン！」
「よかったー！！でちゅ！！」
「コラー！！てめぇら早すぎるぞ目立ちやがって！！200点取って目立って…」


そしてまたまたその後に続くかのように
ヒーローが降りてきた、が…
明らかにどこかで見たことがある容姿だ。



「…えーと、スーパースター…」
「ち、ちげえちげえあっしはヘアーマン…」


顔を隠しながら採点コンピュータに
用紙を入れてもらった、が！！



『3点』


「さ、3点…」
「デタラメに書いたって50点は取れるはずでちゅー！！」
「なんでじゃー！！！」


3点という点数によりヘアーマン
及びスーパースターマン失格。
試合場をぼっちゃんマンと後にした
鈴音はぼっちゃんマンに
振り返った


「試験早く終わっちゃったし、私の部屋で美味しいものでも食べよっか？ひとりでいてもつまんないでしょ」
「え！いいんでちゅかー！？わーい！！」


2人がホテルへ入ると、鈴音達と
早速遭遇したのは努力マンだった


「あっ、師匠！もう終わったんですか？」
「うん、1番で満点！！」
「さすが師匠ーーーー！！！！で、ぼっちゃんマン？」
「僕は99点でちたー！！」
「なにっ！？」


ぼっちゃんマンの点数に努力マンは
ショックを受ける。
ぼっちゃんマンは自分よりも勉強が出来るのか、努力せねば！！と燃える…


「あ、そだそだ努力ー！私とぼっちゃんマンで乾杯するんだけど来ない？」
「は…はい！是非！」