「……お前なにしにこの地球へ来た？」
「あ…私は、オシエ星から来た神使マンと言います…この地球へは人探しに来ました…」
「人探しぃ？」


目的が侵略ではなく人探しの宇宙人は
初めてだ、と勝利を始めとした鈴音と努力、天才は首を傾げた
そしてその頃スーパースターマンはと言えばようやく到着していたが…


「よーーし！！着いたぞ！！見ていろ宇宙人！！このスーパースターマンが！！
「黙っってろ」ひでふ！！！」


勝利マンに殴り飛ばされ気絶していた。
そんなスーパースターマンに構わず
勝利マンは続けて聞く


「…人探しってぇのは、誰の事だ？」
「……この地球に、天才マンがいると聞き……訪れた所存です」
「「天才マン？」」

「…私？」


神使マンの口から出たのはよーく知っているヒーローの名前だった。
まさかの探し人が天才マンだった事に
努力と鈴音はまた？を頭に浮かべて
天才は自信を指さして？を浮かべた



「天才マンのファンかい？」
「いえ、違います…彼に…彼に、話がしたくて」
「訳ありらしいな」


勝利マンは窓から見ている天才、鈴音、努力の方を見ると
来い来い、といったジェスチャーをして見せた
どうやら変身してこいと言うことらしい


「変身して来いって言っているらしいですね…？」
「なんなんだろうね？あのお爺さん…」
「とりあえず変身していくか」


天才はそのまま教室で、努力と鈴音は人目のつかぬところで変身
するとまた教室の窓から飛び出して
校庭に降り立った。


「ラッキーマン参上ー！！ラッキー、クッキー、またクッキー！！で、来たよー勝利マンー」
「兄さん、天才マン連れてきましたよ」
「神使マン…だったな？一体私に何の用だ」

「…！！！あ、貴方が…天才、マン！！」


校庭へ降り立ち姿を現した天才マンを
みた神使マンは、目を見開いて震えながら
彼の元へ1歩1歩ゆっくり歩んで来る。


「…？な、なん…」
「…あぁ、あぁ……！！そっくりだ、そっくりだ…！！」
「そっくり？」
「なんのこっちゃ」


涙をめいっぱいに貯めて天才マンに
近づく神使マンになんの事だとまた首を傾げる、が
勝利マンと天才マンと鈴音は次の言葉で…その謎がひとつ解けることとなる。








「本当に、そっくりだ…！！











神才マンに…！！」


「「！？」」