春うららのお花見の巻
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天才、友情、勝利も酔いが周り初めて
努力や目立、みっちゃんやです代も
盛り上がりながらも桜を愛でていい雰囲気になって来ていた
みっちゃんやです代は桜を眺めるために
場所を離れて歩き出した。
そこで鈴音はあることを思いついた
「…あ!そうだ、私この桜の写真撮ってパパとママにお土産として持って帰ろ!あと花びらで押し花とかも作っちゃおうかな…?」
そうと決まれば、と立ち上がった鈴音に努力が声をかけた
「あれ師匠?どこへ?」
「写真と桜の花びら採取!押し花作りたくって!」
「うーん女の子だなぁ…!気をつけていってらっしゃーい!」
「うん!行ってくるね!」
天才はパタパタと駆け出した鈴音の
後ろ姿をじっ…と眺めると、また彼も
静かに立ち上がり彼女の後を追って歩き出した。
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別行動をし始め、花びら採取と写真を
摂り始めた鈴音はその景色を楽しみながらも歩いていた。
手に入れた綺麗な花びらを見つめながら口角を上げる鈴音
「ほんとに綺麗…この花びらなら綺麗な押し花の栞ができそう!」
嬉しそうに微笑んで歩きながらもカメラを撮り出してまた桜を写真に収めて
小さな袋に花弁を入れてポーチに直す。
「花びらはこんなんでいいかな…?いっぱい手に入れられたしみんなの分も作れそうだなぁ…!」
随分歩いたなそろそろ帰ろう、と後ろを
振り向いた鈴音は辺りを見回す…
が、どこから歩いてきたか分からなくなってしまい冷や汗がながれる。
「あ、あれ…?私…どっちから来たっけ?」
迷子になってしまったということ気が付き
鈴音は顔色を青くさせる
どちらへ歩いて行けばいいのか分からずに
立ち尽くす。
「ど、どうしよう…適当に歩いたらさらに迷うかもしれない…ついてないなぁ、どうしよ…!」
泣きそうになりながらも俯いた鈴音の近くから声が聞こえた。
「鈴音、」
「!!」
「やはり迷子になっていたか…着いてきて正解だった」
「!!天才!」
近くの桜の木の後ろから現れたのは天才だった。
鈴音は暗かった顔を一気にぱぁぁっと顔を明るくさせた。
「私は天才だからお前が迷子になる事を知っていた…ほらこっちだ、帰るぞ」
「うん!ありがとう天才!」
「ん」
すっ、と天才が手を伸ばす。
その手の意味が分からず鈴音は
首を傾げる
「…?」
「…つまりはこういう事だ」
鈍感だ、と溜息をつきながらも
天才は鈴音の手を握って
歩き出した。
「わっ!あ…!」
鈴音は少し驚いた声を出しながらも
天才の後から歩いて着いていく。
自分の手を引く天才の背中は頼もしく思えて鈴音は少し微笑む、と彼女は
天才の髪に花びらがついていることに気がついた
「まってまって、止まって天才!!」
「!なんだ?」
「花びらが着いてるよ、取ったげるからじっとしてて…」
振り返ると鈴音の目線に合わせて
少し屈む天才
丁度花びらが取れる位置になった鈴音は手を伸ばして天才の髪についた花びらをとろうと近づく、と…
「よいしょ、」
「、!!」
天才は鈴音との距離が近くなったことに心臓が高鳴り顔が熱くなる。
「、っ…!(ち…近い…!)」
「…っと!取れたよ天才!…あれ?天才どうしたの?赤いよ?顔」
鈴音は花びらを取って離れると
天才の顔が真っ赤である事に気がついた。
はっ、と我に返った天才は気分を落ち着かせて返答する
「何でも、ない…大丈夫だ、」
「そう…?」
大丈夫だ、といいつつもまだまだ天才は
心臓の鼓動がうるさいままで…
「(ああ、まだこのまま…二人でいたい…)」
「……鈴音…少しゆっくりで帰らない、か?…桜を愛でながら…二人で」
「えっ?…」
そう言った天才の顔はいつもすましている
自信のある顔ではなく…
どこか緊張していて不安げで…しかし
熱を感じる真剣さを感じる表情で…
彼のこんな顔見たことない、と鈴音は少し胸の鼓動が早くなった気がした。
「…もちろん、いいよ!」
「!ありがとう、鈴音!」
彼女が頷くと天才はいつもと違って
明るい笑顔を浮かべた。
また彼の見た事ない表情にまた鈴音はまた心臓の鼓動が早くなる
「行こうか、鈴音」
「うん、…!」
天才はまた彼女の手を握って歩き出した。
どきどきとまだ心臓が高鳴る鈴音は
天才と手を繋いで胸の辺りの服を握りしめながらも顔を赤くして歩く。
「(…天才のあんな顔、初めて見たかも)」
いつもは自信たっぷりですましてキメた
顔しか見せなかった天才の明るい笑顔
そしてどこか真剣で熱の篭った顔…
彼のあの表情を思い出して、鈴音は
天才の横顔に目をうつした。
「……(少しきゅんときちゃったかも…)」
努力や目立、みっちゃんやです代も
盛り上がりながらも桜を愛でていい雰囲気になって来ていた
みっちゃんやです代は桜を眺めるために
場所を離れて歩き出した。
そこで鈴音はあることを思いついた
「…あ!そうだ、私この桜の写真撮ってパパとママにお土産として持って帰ろ!あと花びらで押し花とかも作っちゃおうかな…?」
そうと決まれば、と立ち上がった鈴音に努力が声をかけた
「あれ師匠?どこへ?」
「写真と桜の花びら採取!押し花作りたくって!」
「うーん女の子だなぁ…!気をつけていってらっしゃーい!」
「うん!行ってくるね!」
天才はパタパタと駆け出した鈴音の
後ろ姿をじっ…と眺めると、また彼も
静かに立ち上がり彼女の後を追って歩き出した。
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別行動をし始め、花びら採取と写真を
摂り始めた鈴音はその景色を楽しみながらも歩いていた。
手に入れた綺麗な花びらを見つめながら口角を上げる鈴音
「ほんとに綺麗…この花びらなら綺麗な押し花の栞ができそう!」
嬉しそうに微笑んで歩きながらもカメラを撮り出してまた桜を写真に収めて
小さな袋に花弁を入れてポーチに直す。
「花びらはこんなんでいいかな…?いっぱい手に入れられたしみんなの分も作れそうだなぁ…!」
随分歩いたなそろそろ帰ろう、と後ろを
振り向いた鈴音は辺りを見回す…
が、どこから歩いてきたか分からなくなってしまい冷や汗がながれる。
「あ、あれ…?私…どっちから来たっけ?」
迷子になってしまったということ気が付き
鈴音は顔色を青くさせる
どちらへ歩いて行けばいいのか分からずに
立ち尽くす。
「ど、どうしよう…適当に歩いたらさらに迷うかもしれない…ついてないなぁ、どうしよ…!」
泣きそうになりながらも俯いた鈴音の近くから声が聞こえた。
「鈴音、」
「!!」
「やはり迷子になっていたか…着いてきて正解だった」
「!!天才!」
近くの桜の木の後ろから現れたのは天才だった。
鈴音は暗かった顔を一気にぱぁぁっと顔を明るくさせた。
「私は天才だからお前が迷子になる事を知っていた…ほらこっちだ、帰るぞ」
「うん!ありがとう天才!」
「ん」
すっ、と天才が手を伸ばす。
その手の意味が分からず鈴音は
首を傾げる
「…?」
「…つまりはこういう事だ」
鈍感だ、と溜息をつきながらも
天才は鈴音の手を握って
歩き出した。
「わっ!あ…!」
鈴音は少し驚いた声を出しながらも
天才の後から歩いて着いていく。
自分の手を引く天才の背中は頼もしく思えて鈴音は少し微笑む、と彼女は
天才の髪に花びらがついていることに気がついた
「まってまって、止まって天才!!」
「!なんだ?」
「花びらが着いてるよ、取ったげるからじっとしてて…」
振り返ると鈴音の目線に合わせて
少し屈む天才
丁度花びらが取れる位置になった鈴音は手を伸ばして天才の髪についた花びらをとろうと近づく、と…
「よいしょ、」
「、!!」
天才は鈴音との距離が近くなったことに心臓が高鳴り顔が熱くなる。
「、っ…!(ち…近い…!)」
「…っと!取れたよ天才!…あれ?天才どうしたの?赤いよ?顔」
鈴音は花びらを取って離れると
天才の顔が真っ赤である事に気がついた。
はっ、と我に返った天才は気分を落ち着かせて返答する
「何でも、ない…大丈夫だ、」
「そう…?」
大丈夫だ、といいつつもまだまだ天才は
心臓の鼓動がうるさいままで…
「(ああ、まだこのまま…二人でいたい…)」
「……鈴音…少しゆっくりで帰らない、か?…桜を愛でながら…二人で」
「えっ?…」
そう言った天才の顔はいつもすましている
自信のある顔ではなく…
どこか緊張していて不安げで…しかし
熱を感じる真剣さを感じる表情で…
彼のこんな顔見たことない、と鈴音は少し胸の鼓動が早くなった気がした。
「…もちろん、いいよ!」
「!ありがとう、鈴音!」
彼女が頷くと天才はいつもと違って
明るい笑顔を浮かべた。
また彼の見た事ない表情にまた鈴音はまた心臓の鼓動が早くなる
「行こうか、鈴音」
「うん、…!」
天才はまた彼女の手を握って歩き出した。
どきどきとまだ心臓が高鳴る鈴音は
天才と手を繋いで胸の辺りの服を握りしめながらも顔を赤くして歩く。
「(…天才のあんな顔、初めて見たかも)」
いつもは自信たっぷりですましてキメた
顔しか見せなかった天才の明るい笑顔
そしてどこか真剣で熱の篭った顔…
彼のあの表情を思い出して、鈴音は
天才の横顔に目をうつした。
「……(少しきゅんときちゃったかも…)」