約束の日曜日…集まったメンバーは
鈴音、です代、みっちゃんに
天才、努力、友情、勝利、目立だった
鈴音はやっぱりこのメンバー
なんだねと苦笑いをうかべた。


「あは、いつものメンバー揃ったね」
「予想はしてたけどね〜…」
「まぁまぁ皆で楽しも！ね！」
「花見でも目立ってやるぜ！！カラオケよろしくー！！！」
「お前絶対歌いまくるからダメだよ」
「なんだとー！？」



まぁまぁと喧嘩する努力と目立を宥めると
一同はです代の執事が運転する車に乗り込んで花見スポットへと出発した
そしてついた場所には…辺り1面、
立派な桜が咲いていた、しかもです代の家が仕切る敷地の桜なので誰もおらず
貸切状態であり…

その圧巻な光景に一同は見惚れた。



「綺麗…」
「立派ですね…！」
「です代ちゃん…ほんとに貴方と友達でよかったー！！」
「ほんとにありがとうです代ちゃん！」


みっちゃんと鈴音に抱きつかれて
です代は満更でもない用で嬉しそうに
顔を緩めた
シーツを広げて座り込んで眺めれば
桜の美しさは尚更際立ち…ほう、と息を吐いた。


「来てよかったぁ…」
「ほんとに…！」
「さて、花見と言えば…酒だろ！！酒無しの花見なんて有り得ねぇぜ！！」
「えぇっそれまさか全部お酒なの！？」



勝利が背中から日本酒の瓶やレモンサワー、ビールの缶を何本も取り出し、その酒の
多さに鈴音は目を丸くして驚いた。
コップは3つ、恐らく天才と友情と勝利自身のものだろう



「他の皆はジュースね、ほらオレンジジュースやコーラ等好きなのとってー！」
「ありがとうございます友情兄さん、じゃあサイダー貰います！」
「私グレープフルーツジュース！」
「僕はコーラ」
「私も！」
「あたしもサイダー」

「おらお前らは飲め！！ほれ！！」
「じゃあ私はビールを」
「私は…焼酎にしよう」


それぞれ好きな飲み物を手に取り
紙コップで乾杯をすると
それぞれ思い思いに花見という名の宴会をを楽しみだす。
ほとんど花よりも団子であったが…

時間が経てば酒も周り勝利も酔いが周り初めた。