始まる恋の戦いの巻
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放課後になり数々の生徒たちは部活や係、委員会等に向かっていくが鈴音は
帰宅部であり委員会等もないのでそのまま下校することにした
努力はサッカー部の助っ人
目立は真千子、拓内と激安スーパーのハシゴをするとかで先に帰り
みっちゃん、です代も先に帰り
珍しくひとりでの下校だ、と思われたが
「?あれっ、天才?」
教室を出ると天才が廊下の壁に寄りかかり立っていた。
思わぬ人が残っていた事に気がついて鈴音は声をかけた
「天才まだ帰ってなかったんだ」
「まぁな‥私は君を待っていたんだ鈴音」
「?私を?」
「何でも今日は1人での下校だそうじゃないか‥1人では心配だと思ってね、送らせてくれないか」
「いいよー!私一人でちょっと寂しいと思ってたんだ、一緒帰ろ!」
心配って大袈裟だなぁ、と笑いながら天才の横へやってきた鈴音
よし、と見えないように小さくガッツポーズをするとまた向き直った
「では行こうか、鈴音」
「うん!あ、天才と二人で歩くのって初めてかもね」
ゆっくりと廊下を歩いていき雑談をしながら下駄箱へ向かう2人
「ん、確かにお前と2人というのは初めてだな」
「なんかレアだね、こういうの」
いつもは努力や目立とだもの、と
話しながら歩いてゆくともう下駄箱が見えていた。
下駄箱へつくと靴を履き替えて玄関へ向かう‥と、
鈴音は思い出したかのように天才の袖を引っ張って声をかけた
「あ、そうだ天才!」
「!!な、なんだ?」
距離が少し縮まったことに内心緊張して
ドキドキしながらも平成を装って彼女の
方を向いた。
「あのね、私天才にお礼が言いたかったの」
「お礼?」
「うん!世直しマンと戦ってる時‥天才にさ、慰めてもらったり‥勇気づけてもらったりしてたでしょ?あの時、私天才の言葉に凄く勇気付けられたし‥何よりも励みになったし‥支えになったんだ、改めてありがとうね天才!」
えへへ、と笑いながら礼を告げた
鈴音の心の支えになっていたという
嬉しさに口元が緩む
「礼には及ばないさ、君の励みになっていたなら良かった」
「お礼が言えてよかった、ずっと言いたかったの」
そう夕日をバックにして微笑む彼女に
思わず天才は目を奪われた。
そしてはっ、と我に帰りおほん、と咳払いをした。
「‥鈴音、少しわがままを言ってもいいかな」
「?なぁに?」
緊張で胸が高鳴る。
だが鈴音と距離を縮める
為だと言葉を振り絞った
「‥君の家に着くまででいい、手を繋いでもいいか」
「えっ?手を‥?」
きょとん、としていたが鈴音は
頷くと手を差し出した
「うんいいよ、全然!繋ごーよ」
「!ありがとう、鈴音」
差し出された手を指を絡めて優しく握った
握った手は小さくて柔らかくて‥
本気で握ったら折れないだろうかと本気で心配した
「‥小さいな」
「そう?あーでもよく言われるんだよね私の手は小さいって」
「でも暖かい、お前はこの手で地球を守ってきたんだな」
「ただのラッキーだよラッキー!」
恋人繋ぎのままで通学路を歩く2人
隣にいる鈴音と目を合わせて
話しながら歩くだけでも、天才の心の中には
幸福感と愛おしさが溢れていた。
「ふふ!でも天才変なのー、ぎゅーは簡単に出来ちゃうのに手繋ぐ時は聞くんだもの」
「あ、あの時は感情高ぶってつい」
「でも私、ぎゅーも手繋ぐのも嫌じゃないよ!天才とは友達だもん!」
鈴音の言葉に一瞬舞い上がったが
友達だもん!という言葉にがっくりときた
なんだそういう意味か‥と
「そ、そうか友達か‥それは嬉しいよ」
いつかは恋人として抱きしめ合い
手を繋いで‥それから‥キスも、と
夢見て距離を縮めて鈴音の心を
手に入れたい 手に入れる
天才は彼女と歩きながらそう改めて思った
だがその前に‥
「(‥明日聞こう、勝利に‥鈴音のことが好きなのか、否か)」
そちらの意味でもライバルかもしれない
彼と話をしてみよう、まずそちらが先だと
天才は決意をした
この恋を簡単に終わらせる訳には行かないと炎を燃え上がらせた。
「?天才?」
じっと鈴音の方を見る、と
鈴音は不思議そうに天才の瞳を見つめ返してくる
その行動一つ一つが嬉しくて、彼女の家に
つかなければいいのにと天才は思ってしまった
恋の戦いの火蓋は 落とされるのか‥?
帰宅部であり委員会等もないのでそのまま下校することにした
努力はサッカー部の助っ人
目立は真千子、拓内と激安スーパーのハシゴをするとかで先に帰り
みっちゃん、です代も先に帰り
珍しくひとりでの下校だ、と思われたが
「?あれっ、天才?」
教室を出ると天才が廊下の壁に寄りかかり立っていた。
思わぬ人が残っていた事に気がついて鈴音は声をかけた
「天才まだ帰ってなかったんだ」
「まぁな‥私は君を待っていたんだ鈴音」
「?私を?」
「何でも今日は1人での下校だそうじゃないか‥1人では心配だと思ってね、送らせてくれないか」
「いいよー!私一人でちょっと寂しいと思ってたんだ、一緒帰ろ!」
心配って大袈裟だなぁ、と笑いながら天才の横へやってきた鈴音
よし、と見えないように小さくガッツポーズをするとまた向き直った
「では行こうか、鈴音」
「うん!あ、天才と二人で歩くのって初めてかもね」
ゆっくりと廊下を歩いていき雑談をしながら下駄箱へ向かう2人
「ん、確かにお前と2人というのは初めてだな」
「なんかレアだね、こういうの」
いつもは努力や目立とだもの、と
話しながら歩いてゆくともう下駄箱が見えていた。
下駄箱へつくと靴を履き替えて玄関へ向かう‥と、
鈴音は思い出したかのように天才の袖を引っ張って声をかけた
「あ、そうだ天才!」
「!!な、なんだ?」
距離が少し縮まったことに内心緊張して
ドキドキしながらも平成を装って彼女の
方を向いた。
「あのね、私天才にお礼が言いたかったの」
「お礼?」
「うん!世直しマンと戦ってる時‥天才にさ、慰めてもらったり‥勇気づけてもらったりしてたでしょ?あの時、私天才の言葉に凄く勇気付けられたし‥何よりも励みになったし‥支えになったんだ、改めてありがとうね天才!」
えへへ、と笑いながら礼を告げた
鈴音の心の支えになっていたという
嬉しさに口元が緩む
「礼には及ばないさ、君の励みになっていたなら良かった」
「お礼が言えてよかった、ずっと言いたかったの」
そう夕日をバックにして微笑む彼女に
思わず天才は目を奪われた。
そしてはっ、と我に帰りおほん、と咳払いをした。
「‥鈴音、少しわがままを言ってもいいかな」
「?なぁに?」
緊張で胸が高鳴る。
だが鈴音と距離を縮める
為だと言葉を振り絞った
「‥君の家に着くまででいい、手を繋いでもいいか」
「えっ?手を‥?」
きょとん、としていたが鈴音は
頷くと手を差し出した
「うんいいよ、全然!繋ごーよ」
「!ありがとう、鈴音」
差し出された手を指を絡めて優しく握った
握った手は小さくて柔らかくて‥
本気で握ったら折れないだろうかと本気で心配した
「‥小さいな」
「そう?あーでもよく言われるんだよね私の手は小さいって」
「でも暖かい、お前はこの手で地球を守ってきたんだな」
「ただのラッキーだよラッキー!」
恋人繋ぎのままで通学路を歩く2人
隣にいる鈴音と目を合わせて
話しながら歩くだけでも、天才の心の中には
幸福感と愛おしさが溢れていた。
「ふふ!でも天才変なのー、ぎゅーは簡単に出来ちゃうのに手繋ぐ時は聞くんだもの」
「あ、あの時は感情高ぶってつい」
「でも私、ぎゅーも手繋ぐのも嫌じゃないよ!天才とは友達だもん!」
鈴音の言葉に一瞬舞い上がったが
友達だもん!という言葉にがっくりときた
なんだそういう意味か‥と
「そ、そうか友達か‥それは嬉しいよ」
いつかは恋人として抱きしめ合い
手を繋いで‥それから‥キスも、と
夢見て距離を縮めて鈴音の心を
手に入れたい 手に入れる
天才は彼女と歩きながらそう改めて思った
だがその前に‥
「(‥明日聞こう、勝利に‥鈴音のことが好きなのか、否か)」
そちらの意味でもライバルかもしれない
彼と話をしてみよう、まずそちらが先だと
天才は決意をした
この恋を簡単に終わらせる訳には行かないと炎を燃え上がらせた。
「?天才?」
じっと鈴音の方を見る、と
鈴音は不思議そうに天才の瞳を見つめ返してくる
その行動一つ一つが嬉しくて、彼女の家に
つかなければいいのにと天才は思ってしまった
恋の戦いの火蓋は 落とされるのか‥?