世直しマンその過去の巻
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
300万年前まだヒーローというものがいない時代…宇宙は力が支配していた
力あるものが全てを得た、食料に住居…財産…自由…そして自由さえも
世直しマンはその頃今ほどの力がなく、
貧乏だがごく普通の少年として育っていた
世直しマンは、両親と妹の4人で慎ましく暮らしていた
お金はなかったが、両親と妹とで幸せに過ごしていた
だが、そんな暮らしも強盗星人というやつらに脅かされていた…
強盗星人が来てから、食料もまともになくなり食べられるのは粥だけだった
「くそっ…くそっ!!もっと力があれば!!」
「貴方…」
「父さん…」
世直しマンはその頃から自分たちが弱い者、
狩られる方の者でありそしてその力の無さに情けなさを感じていた‥
そんな中でも強盗星人はやって来て食料や財産を奪っていった
強盗星人は、世直しマンや妹の一日の食事まで奪おうとしていた‥
「あぁ、僕のご飯」
「あたしのー!」
ポツリと出た言葉に強盗星人のリーダーが
目線をそちらに向け、父親が前に出て懇願した。
「そ、そのご飯は……この子たちの物なのです‥この子たちはまだ育ちざかり…しかも1日にその一食しか食べられないのです……お願いします!それだけはどうかご勘弁を…!」
「「父さん‥」」
「ええい、俺に口答えするなーっ!!」
強盗星人は父親に鞭をふるい、父親の胸を
鞭で裂き倒した。
父親は傷を負いながらも頼み続けた。
「お…お願いです…!他の物ならなんでも差し上げます……だから、だからどうか子どものご飯だけは…!」
「…そんなにこの飯を返してほしいか」
その懇願も聞かずに強盗星人は茶碗をどちらも
逆さにしてご飯を地面に落として踏みにじった。
「な‥なんてことを‥!」
「ん…?なんだその目は。俺にたてつく気か!?」
「うぐぐっ…!!」
反抗的な目を見せた世直しマンの父に
強盗星人は苛立ちを覚え何度も鞭で
叩いて世直しマンの父の傷を増やした
父が目の前で傷つけられ世直しマンは
泣きながら父にすがった
「父さん!!父さん、もうやめて!!僕いらない、もうご飯なんかいらないよ!!」
「このご飯を元に戻せ……それから、子どもたちに手をついて謝れ!!!」
「よくも俺にそんな口がきけたものだな!!いいかお前らよく見ておけ!!俺に逆らうとどうなるか!!!」
そう叫ぶと強盗星人は世直しマンの父を
その命が無くなるまで打ち続け…
世直しマンの父は、命を落としてしまった。
そんな父の姿に世直しマンが泣きながら立ちはだかった。
「やめろおおおおお!!!」
「ふっ今度は息子が逆らうか!どうやらお前ら一家は反抗的な態度をとるらしい」
「やっつけてやる…!やっつけてやる…!」
「こういう者たちは生かしておくとろくな事がねぇ!!!」
今度は世直しマンに鞭の雨を浴びせる。
鞭を受け続け世直しマンはここから先の記憶が無い
目を覚まして目の前に拡がっていたのは…
父、母、妹の血にまみれた亡骸だった。
「父さーん!!母さーん!!!世直美ーっ!!!」
それに追い打ちをかけるように世直しマンの
心に傷をつけたのは‥星の住民からの非難だった
「全く余計なことをしてくれたな!!あんな飯渡してやってたら良かったのに!!」
「反逆者が出たせいで今度から食料の99%じゃないか!!」
「お前ら一家のせいだぞ!」
「どーしてくれんだチビ!!」
星の全員から非難を浴び、星のために戦おうとした父、家族をを蔑まれ‥
世直しマンは目からは涙を…無数の傷口からは血を流しながら星を出た
皆を見返す、という復讐心を抱き
その思いだけで世直しマンはどんどん強くなった
しかし家族を失った悲しみは消えることなくその生き証人である全身の傷も癒えることなく血の涙を流し続けた
家族の仇である強盗星人も倒してもまだ
血の涙を流し続けた…
そして世直しマンは傷だらけの醜い体を鎧に隠して宇宙から悪党を一掃するべく
凶悪な宇宙人を倒していった
倒していくうちに正義のヒーローと呼ばれる
事になり三本柱マンと会長に出会い友になった
もう少しで宇宙の頂点に立ち……傷も癒えると思っていた
しかしヒーロー神は、ヒーロー協会会長に世直しマンを選ばなかった。
「しかし、あくまでもこの宇宙で最強は私だ!!宇宙を統一するものは一番の力を持っていなければならないのだ!!私以外に宇宙を統一しようとする者の存在は認めん!!よってヒーロー協会はつぶす!!そしてそれを果たし、私が真の全宇宙の統一者となった時…この傷から流れる血はとまり傷が泣きやむのだ!!」
「‥どうして?」
「何?」
鈴音の小さな言葉を
世直しマンは聞き逃さなかった。
力あるものが全てを得た、食料に住居…財産…自由…そして自由さえも
世直しマンはその頃今ほどの力がなく、
貧乏だがごく普通の少年として育っていた
世直しマンは、両親と妹の4人で慎ましく暮らしていた
お金はなかったが、両親と妹とで幸せに過ごしていた
だが、そんな暮らしも強盗星人というやつらに脅かされていた…
強盗星人が来てから、食料もまともになくなり食べられるのは粥だけだった
「くそっ…くそっ!!もっと力があれば!!」
「貴方…」
「父さん…」
世直しマンはその頃から自分たちが弱い者、
狩られる方の者でありそしてその力の無さに情けなさを感じていた‥
そんな中でも強盗星人はやって来て食料や財産を奪っていった
強盗星人は、世直しマンや妹の一日の食事まで奪おうとしていた‥
「あぁ、僕のご飯」
「あたしのー!」
ポツリと出た言葉に強盗星人のリーダーが
目線をそちらに向け、父親が前に出て懇願した。
「そ、そのご飯は……この子たちの物なのです‥この子たちはまだ育ちざかり…しかも1日にその一食しか食べられないのです……お願いします!それだけはどうかご勘弁を…!」
「「父さん‥」」
「ええい、俺に口答えするなーっ!!」
強盗星人は父親に鞭をふるい、父親の胸を
鞭で裂き倒した。
父親は傷を負いながらも頼み続けた。
「お…お願いです…!他の物ならなんでも差し上げます……だから、だからどうか子どものご飯だけは…!」
「…そんなにこの飯を返してほしいか」
その懇願も聞かずに強盗星人は茶碗をどちらも
逆さにしてご飯を地面に落として踏みにじった。
「な‥なんてことを‥!」
「ん…?なんだその目は。俺にたてつく気か!?」
「うぐぐっ…!!」
反抗的な目を見せた世直しマンの父に
強盗星人は苛立ちを覚え何度も鞭で
叩いて世直しマンの父の傷を増やした
父が目の前で傷つけられ世直しマンは
泣きながら父にすがった
「父さん!!父さん、もうやめて!!僕いらない、もうご飯なんかいらないよ!!」
「このご飯を元に戻せ……それから、子どもたちに手をついて謝れ!!!」
「よくも俺にそんな口がきけたものだな!!いいかお前らよく見ておけ!!俺に逆らうとどうなるか!!!」
そう叫ぶと強盗星人は世直しマンの父を
その命が無くなるまで打ち続け…
世直しマンの父は、命を落としてしまった。
そんな父の姿に世直しマンが泣きながら立ちはだかった。
「やめろおおおおお!!!」
「ふっ今度は息子が逆らうか!どうやらお前ら一家は反抗的な態度をとるらしい」
「やっつけてやる…!やっつけてやる…!」
「こういう者たちは生かしておくとろくな事がねぇ!!!」
今度は世直しマンに鞭の雨を浴びせる。
鞭を受け続け世直しマンはここから先の記憶が無い
目を覚まして目の前に拡がっていたのは…
父、母、妹の血にまみれた亡骸だった。
「父さーん!!母さーん!!!世直美ーっ!!!」
それに追い打ちをかけるように世直しマンの
心に傷をつけたのは‥星の住民からの非難だった
「全く余計なことをしてくれたな!!あんな飯渡してやってたら良かったのに!!」
「反逆者が出たせいで今度から食料の99%じゃないか!!」
「お前ら一家のせいだぞ!」
「どーしてくれんだチビ!!」
星の全員から非難を浴び、星のために戦おうとした父、家族をを蔑まれ‥
世直しマンは目からは涙を…無数の傷口からは血を流しながら星を出た
皆を見返す、という復讐心を抱き
その思いだけで世直しマンはどんどん強くなった
しかし家族を失った悲しみは消えることなくその生き証人である全身の傷も癒えることなく血の涙を流し続けた
家族の仇である強盗星人も倒してもまだ
血の涙を流し続けた…
そして世直しマンは傷だらけの醜い体を鎧に隠して宇宙から悪党を一掃するべく
凶悪な宇宙人を倒していった
倒していくうちに正義のヒーローと呼ばれる
事になり三本柱マンと会長に出会い友になった
もう少しで宇宙の頂点に立ち……傷も癒えると思っていた
しかしヒーロー神は、ヒーロー協会会長に世直しマンを選ばなかった。
「しかし、あくまでもこの宇宙で最強は私だ!!宇宙を統一するものは一番の力を持っていなければならないのだ!!私以外に宇宙を統一しようとする者の存在は認めん!!よってヒーロー協会はつぶす!!そしてそれを果たし、私が真の全宇宙の統一者となった時…この傷から流れる血はとまり傷が泣きやむのだ!!」
「‥どうして?」
「何?」
鈴音の小さな言葉を
世直しマンは聞き逃さなかった。