環「あ。ももりんとゆきりんだ。おはよー」

壮「百さんと千さんだろう？おはようございます」


百「おー！今日はMEZZO”と一緒の収録だね！目覚ましにうちのイケメン見ていく？ユキっていうんだけど」

千「ご紹介に預かったユキだよ、よろしく。あれ…」

百「わー…！ハクとバンさんだー！どうしたんですか！？」


「おはよう、百、千」

万「おはようございます。今日はMEZZO”のマネージャーなんだ。この子たちとの共演よろしくね」

百「そうなんですね！」


百、テンション高いなぁ
ちょっと可愛い…



環「ふふん。ももりん、バンちゃんがマネージャーなの羨ましいだろー」

百「…羨ましい。いや！恐れ多すぎて無理…！君らよく平気だね！？」

壮「そうですよね…。先輩の百さんが恐縮される相手なら、僕らも態度を改めた方が…」

万「いやいや。マネージャーだからね」

「ふふ、確かに」


千「へぇ。マネージャーやるんだ」

万「わりと楽しませてもらってるよ。ふたりとも学生の頃のおまえより手がかからないしね」

環「ゆきりん、手ぇかかった？」


万「こいつ、生活能力ないもん。朝起きれないし、連絡先管理できないし、人の顔覚えないし」


千「万が得意だったからいいじゃん」


百「わー！Re:valeの裏話だー！！超興奮する…！！」



「…ファン時代の百って、こんな感じだったのか…。可愛すぎる…タイムスリップしたい…（ボソッ）」


壮「この一帯、人間関係が複雑だな…」


壮五が何か呟いてる



万「ええと、俺が悪かったですね。ちゃんと千さん、百さんって呼びます」


千「呼んでみなよ」


百「とんでもないです！止めてくださいよ…！！」


環「俺はももりんとゆきりんでいい？バンちゃんはバンちゃん？」

百「バンちゃんはなれなれしすぎるでしょ！」


万「すみません。よく言っておきます」


百「いや！そんなつもりじゃ…！」


千「ゆきりんって呼んでもいいよ」


壮「だ、誰が…？環くんが？万理さんが？ハクヤさんが？僕が？」


「…壮五が混乱してる」



百「一回まとめよう！おのおの、今まで通り普通に行こう！なんかごちゃごちゃするし！」

環「ももりんが一番ごちゃごちゃしてた」

百「ご、ごめ…っ」


千「万に会えて嬉しかったんだよね」


百「それはユキもでしょ！バンさん、今日はよろしくお願いします！MEZZO”にがんがん話振りますから！スーツ姿のバンさんもめちゃくちゃ格好いいです！」


万「ありがとう、百くん。今夜は最後まで一緒に盛り上がろうぜ」


百「ぎゃー！超イケメン…！」


環「ももりん、騒ぎすぎ！！」


壮「か、格好いい…」


万「ごめん、つい…。百くんのファンコール受けてたら昔の癖が…」

千「僕にも言ってみなよ」

万「おまえを煽ったことないだろ。隣にいたんだから」

百「………」


あ…百、今一瞬目が揺らいだ…？


万「千は大和くんと撮影も一緒だよね。あの子のこと、よろしくお願いします」

千「業務連絡かい」



そんなこんなで、それぞれ楽屋へと進めた




百「あっ、ハク…！」

「ん？どうしたの？」


楽屋に入ろうとした時、百が駆け寄ってきた


百「さっきはごめんね…！せっかくここで会えたのに、ちゃんと話できなくて…！」

百…そんなこと気にしてたんだ


「百…そんなの気にしないでいいよ。オレは百の顔見れただけで嬉しいから」

百「それはオレも…！」

「それに、いつもは見れない百も見れたし」

百「え、それって…！？」

「ふふ。それじゃオレ楽屋に…」


百「…ごめんハク。ちょっとだけ」

「え…？」


百はオレの手を掴んで、オレの楽屋へ
そしてすばやくカギを閉めたかと思えば…



「…っ、んん…！」



突然のキス


「…はっ、ぁ……百……」


百「…急にごめんね。どうしてもハクに触れたくてついキスしちゃった」

「……珍しいね、百がこんなことするの」

百「ちょっと強引なモモちゃんもカッコいいでしょ？」

「…うん、カッコいい。大好き」

百「…っ！！それは不意打ちすぎる…けど、オレもハクのこと大好き」

「うん。ありがとう」









百(やばっ…そろそろ戻らないとユキが不審がっちゃう！)
(…もう手遅れだと思うけど。オレのラビチャにユキからメッセージが)
百(ぎゃーー！！恥ずかしすぎる…)