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第5話


悠「ボス呪霊、どの辺にいるかな?」

パ「放たれたのは両校の中間地点だろうけど、まぁじっとはしてないわな」

「あー、探すの面倒だなぁ」


真希「例のタイミングで索敵に長けたパンダ班と恵班に分かれる。後は頼んだぞ、悠仁」

悠「オッス!!」



恵の式神の玉犬が、呪霊を見つけた


パ「三級だな」

恵「先輩ストップ!!」



その瞬間目の前に現れたのは、東堂葵



東「ぃよぉーし!!全員いるな!!まとめてかかってこい!」



そして、先陣をきったのは悠仁だ

東堂の顔に膝蹴りを食らわせる悠仁



真希「散れ!!」



真希の合図で分かれる


恵「東堂一人でしたね」

真希「やっぱ悠仁に変えて正解だったな」








野「分かっちゃいたけど化物ね」

パ「そっ、だから無視無視」

棘「ツナ」





それぞれ分かれたが、オレは悠仁からあまり離れないような場所にいた

まぁ近すぎても東堂に見つかるから、近からず遠からずみたいな距離だ


それは何故か
交流会前、悟と少し話をした時だ










五『白夜、交流会気を付けてね』


『え、気を付けてって…どういうこと?』


五『京都校には楽巌寺学長がいる。あのおじいちゃんが京都校の皆に何をやらせようとしてくるか分からないからさ。もしかしたら白夜を殺そうと画策してくるかもしれないし。まぁそれはないか』


『…そうだね。たぶんオレを殺しにくることはない。殺す正当な理由がないから。でも逆に考えると、悠仁を殺しにくるかもしれないね』


五『悠仁は宿儺の器。京都校にとって悠仁は恐怖の対象でしかないわけだし、猶予はあるけど処刑対象だからね』


『…すると、京都校全員で悠仁を狙ってきた場合、殺そうとしてるってことでいいんだよね』


五『まぁどうするかは白夜次第だよ。僕は白夜に任せる』


『分かった』






…そういうわけで、オレは悠仁を見守りつつ、呪霊探しをしてるっていう感じです



「…今のところ、来てるのは東堂一人。東堂のことだから仲間割れか何かで一人行動してるってとこかな。もう少しだけ様子を見るか」



そしてしばらく様子を見ていたのだが、まぁボコスカやられてるなー悠仁
助けてあげてもいいんだけど、それじゃ悠仁の成長を邪魔してしまうことになる

京都校全員が悠仁を狙ってきたのなら、オレは容赦しないけど、今は東堂と一対一だ
手を出す理由はない

ここは心を鬼にして、見守ろう



「さぁて、呪霊探しでも……」



その瞬間、感じた

悠仁のいる場所へ近づく数人、おそらく京都校全員の呪力



「…嫌な予感って、ほんと当たるもんだね」




その時、携帯が鳴った




「もしもし」


恵『白夜、今どこにいる。虎杖がやばいかもしれない!京都校全員で虎杖のところに向かってる』


「そうだね」


恵『そうだねって…分かってたのか!?』


「分かってたわけじゃないけど、もしかしたらって思ってた。大丈夫だよ、オレは悠仁の近くにいるから」


恵『え…近くって』


「京都校全員で悠仁狙いなら、確実にアイツらは悠仁を殺そうとしてるってこと。そうなった時のために悠仁の近くで呪霊探ししてたんだよ」


恵『そうならそうと言ってくれれば…』


「ごめんごめん。でも、オレ一人で何とかできると思ったからさ」


恵『まぁ、そうだろうな…。一応俺と真希さんは虎杖のほうに向かってるんだが…』


「あー、加勢してくれるならそれでもいいし、どっちでもいいよ」


恵『分かった。虎杖を頼む、白夜』


「りょーかい」
















悠仁の周りを囲う京都校メンバー


三輪&桃(良かった…あの人はいない)

ちなみに西宮桃は白夜がいるかもしれないので、空から観ているだけにした




悠(囲まれた!?)


真依が銃で悠仁を狙い、悠仁はそれを避けていく


三(シン・陰流 簡易領域)


三『抜刀!!』



三輪の攻撃も、反射神経でかわす悠仁

その間、メカ丸が攻撃を仕掛ける



悠「なんだぁ!?(アレ?コイツら…俺のこと、殺す気じゃねぇ?)」



「悠仁!」



悠「白夜先輩!?」



(((((五条白夜!!!?)))))




オレは悠仁を抱え、移動しようとした


のだが




パァン!!




なんだ…!!?




気付いたらオレと悠仁は木の上に移動していた



…ここは加茂君がいた場所
ってことは加茂君は…



やはり、加茂は白夜と悠仁がいた場所にいた



「…入れ替わった」



これは…東堂の術式





東「おい」


瞬間東堂が加茂を攻撃


東「言ったよな。邪魔をすれば殺すと」


加「違うな。オマエは指図すれば殺すと言った」


東「同じことだ。帰れ」




加茂は戦意を解き、歩き出す



メカ「退くようだナ」

真依「ダサ」

三(良かったー!!)




加「ちゃんと殺せよ」


東「それは虎杖次第だ。なんせ俺は親友に手加減するような野暮な漢じゃないからな」


「え、親友?」



いつから親友になったの?
悠仁と東堂って、今日がはじめましてだよね?

あ、あれか
戦いの中で互いにぶつかり合い高めあって、いつからか友情が芽生える的な?

分からんけど





東「白夜、もうアイツらには手を出させねーからよ。二人でやらせてくれないか」


「…分かったよ、東堂。オレも二人の戦いを邪魔するような野暮な漢じゃないからね」


東「助かる」


「それじゃあ悠仁、また」


悠「おう。来てくれてあんがと、白夜先輩!」


「どういたしまして」




結局東堂がなんとかしてくれたし、オレ何もしてないな










(ま、いっか!さぁて、呪霊探しの続きでもするか!友達になれそうな呪霊いたらいいなー)
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