第4話
五「白夜、覚えてる?白夜がまだ中学生の時に、僕がプロポーズしたこと」
「覚えてるけど」
とりあえず二人っきりになれる場所へ移動しました
五「まだあの時は白夜も中学生だったから、白夜が18歳になったら正式に僕の嫁にって言ったよね」
「…言ったね」
五「そういうことで、白夜、今度こそ正式に。僕の嫁になってくれる?」
悟はそっと目隠しを外して、そう言った
…そんなの、前から決まってる……
「…うん、いいよ。オレは悟のこと、ずっと好きだから」
五「白夜……嬉しいなぁ!やっと白夜が僕のお嫁さんだと思うと…!」
「いや、だいぶ前からもう嫁になってた気がするけど」
悠仁にも言ってたし
五「白夜、目、閉じてくれる?」
「…うん」
そっと、二人は唇を重ねた
あぁ…幸せだなぁ……
「あ、悟…」
五「ん?」
「言い忘れてたけど、指輪、ありがとう。ほんとはすごく嬉しかったんだけど、貰った時は恥ずかしさが勝って素直に言えなくて」
五「どういたしまして♪」
「大切にするね。ところでこれ、まさか高いやつじゃないよね?」
五「何言ってんの!僕と白夜を繋ぐ大事な指輪だよ?安っぽいやつを買うわけないでしょ!」
…悟のことだからそうかとは思ってたけど
「……。怖いから金額は聞かないでおく」
五「え、なんで?」
「なんでも」
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パ「話終わったか?」
「あ、うん!ごめん待たせて。それで、何の話だっけ?」
恵「白夜が交流会に参加するのかしないのかって話だよ」
「そういや何にも聞いてないんだけど…。悟、オレそもそも参加できるの?ほんとなら四年生だし」
五「え、いいんじゃない?白夜が参加したいなら。ね、夜蛾学長♪」
夜「そうだな。白夜は今三年生だ。白夜の好きにするといい」
悟…夜蛾学長…!
「そういや京都校は三年いるけど、東京校は三年いなくて一年が参加してるんだよね。ならオレが一人入るくらいでちょうどいいあんばいなのでは?」
東「俺は構わないぜ!むしろ白夜がいてくれたほうが楽しめそうだしな!」
真依「全然いいあんばいではないけどね」
桃「そ、そうだよー。そもそも白夜君、特級呪術師なんだから!」
……え?
いま、なんと……?
恵「まぁ確かに。虎杖が入るのと、白夜が入るのとでは全然違ってくるよな」
悠「え?ちょっと今ディスられてなかった?」
真希「まぁこっちとしては白夜先輩が入ってくれると大助かりだけどな」
棘「しゃけ!」
パ「かなりの戦力アップは間違いないよな!」
「あのっ!!!!」
恵「どうした」
「ねぇ、オレ…特級呪術師なの…?」
全「………」
恵「…五条先生。白夜に言ってなかったんですか 」
五「え?あー、そういえば言うのすっかり忘れてた♪」
「…マジか。オレ特級になってたの…」
五「えっとね。前から白夜は特級推薦されてたんだけど、白夜が特級2体と一級8体を一人で祓ったことで認められて特級に昇格したんだよ。白夜が意識不明になってた時に」
「そうだったんだ…」
知らなかったわ…
夜「まったく悟は…。すまないな、白夜。それで、どうする?参加するか?」
「うん。参加したい」
夜「分かった。参加を許可する」
「ありがとう、学長!」
五(白夜、楽しんでね♪)
(うん!みんなと参加できると思うとすごく嬉しい!)
恵(…はしゃいでる白夜、普通に可愛いな)
野(確かに。すでに天使くらいに見えてるわ)
悠(白夜先輩と交流会♪)