【番外】アスター大好き!
その日の夜。魔王は魔界のアスターの寝床に赴き、仰向けのアスターの胸の上に寝そべりました。
「うーん、やっぱりでかいやつにだっこされるのは安心するものだな」
うつ伏せに寝そべり、アスターの鮫肌の胸を撫でる魔王。アスターは昔を懐かしんで魔王を抱き締めました。
「思い出しますなあ。まだ魔王様が幼かった頃、こうやってよく眠りましたね」
「うむ。懐かしいな。もう何年もこうしてなかったな」
魔王がうとうとし始めたとき、部屋の扉が開きました。大きな扉だったので少し開いて事足りました。スミレです。
「魔王!どこに行ったのかと思ったら!アスターと浮気か!」
アスターはおろおろしました。そういえば魔王は今はスミレのものです。
「う、浮気なんて滅相もありません、これは、その……!」
しかし狼狽えるアスターをよそに魔王はスミレを煽るようなことを言います。
「アスターにだっこされて何が悪い!私は昔からアスターが大好きだ!」
スミレはかちんときました。浮気ではないと解りきっているのですが、愛を正当化されて面白くありません。
「このっ、貴様、わたしには好きだなんて言わないくせに、アスターだとサラッというんだな……!」
「だって大好きだもん!」
スミレは頭に来てアスターの胸によじ登りました。
「そんなこと言うならわたしもアスターにだっこされる!」
そう言うなりスミレはアスターの胸にうつ伏せになりました。するとどうでしょう。アスターの胸はひんやりしていて適度に柔らかく弾力があり、とても気持ちがいいではありませんか。
「あっ、これ気持ちいい。落ち着く」
うとうとし始めるスミレに嫉妬した魔王は、彼女を蹴落としました。
「いっ……!なに……す……」
勢いよく床に落とされたスミレは全身の痛みに呼吸もままなりません。
「アスターは私のものなの!」
アスターは困り果てて、喧嘩する二人をなだめました。
「スミレ様大丈夫ですか?魔王様、よいではありませんか。私は二人に乗られてもちっとも苦ではありません。仲良くなさってください」
こうして二人は渋々仲直りし、この夜は三人で仲良く眠りましたとさ。
おしまい。
「うーん、やっぱりでかいやつにだっこされるのは安心するものだな」
うつ伏せに寝そべり、アスターの鮫肌の胸を撫でる魔王。アスターは昔を懐かしんで魔王を抱き締めました。
「思い出しますなあ。まだ魔王様が幼かった頃、こうやってよく眠りましたね」
「うむ。懐かしいな。もう何年もこうしてなかったな」
魔王がうとうとし始めたとき、部屋の扉が開きました。大きな扉だったので少し開いて事足りました。スミレです。
「魔王!どこに行ったのかと思ったら!アスターと浮気か!」
アスターはおろおろしました。そういえば魔王は今はスミレのものです。
「う、浮気なんて滅相もありません、これは、その……!」
しかし狼狽えるアスターをよそに魔王はスミレを煽るようなことを言います。
「アスターにだっこされて何が悪い!私は昔からアスターが大好きだ!」
スミレはかちんときました。浮気ではないと解りきっているのですが、愛を正当化されて面白くありません。
「このっ、貴様、わたしには好きだなんて言わないくせに、アスターだとサラッというんだな……!」
「だって大好きだもん!」
スミレは頭に来てアスターの胸によじ登りました。
「そんなこと言うならわたしもアスターにだっこされる!」
そう言うなりスミレはアスターの胸にうつ伏せになりました。するとどうでしょう。アスターの胸はひんやりしていて適度に柔らかく弾力があり、とても気持ちがいいではありませんか。
「あっ、これ気持ちいい。落ち着く」
うとうとし始めるスミレに嫉妬した魔王は、彼女を蹴落としました。
「いっ……!なに……す……」
勢いよく床に落とされたスミレは全身の痛みに呼吸もままなりません。
「アスターは私のものなの!」
アスターは困り果てて、喧嘩する二人をなだめました。
「スミレ様大丈夫ですか?魔王様、よいではありませんか。私は二人に乗られてもちっとも苦ではありません。仲良くなさってください」
こうして二人は渋々仲直りし、この夜は三人で仲良く眠りましたとさ。
おしまい。