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のんびり作詩

踵接地しょうせっち 足底接地そくていせっち 立脚期りっきゃくき 踵離地しょうりち 足尖離地そくせんりち

同時についなる下肢かしは踵接地を開始する

繰り返し複雑な過程を経てヒトは歩行する

ふと正面を向いた

歩行に気を取られている内に
目的地を遥か彼方、過ぎていた

見渡せば暗闇 ここはどこだ

振り返るも暗闇

己は現在、どこを向いている

落ち着かないか
歩き続ければ、壁に触れることができるだろう

幾年いくねん、経っただろうか

壁に触れることができぬまま
唯一、触れることができる地面に
うずくま

一人、暗闇の中
目を閉じる

骨になるまで幾何いくばく
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