1.
夢小説設定
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「なあ、最近潔の様子おかしくないか?」
「だよねだよね、俺も思ってた、なーんか怪しいんだよなあ」
「そうか?いつもと変わらないだろ。」
「ほんっと國神はこういうの鈍感だよな。」
あれは絶対に何かがある。今日もさっさとお昼を食べるとどこかへ消えていった潔の後ろ姿を見て千切は確信した。
もう3日だ。3日も様子がおかしい。この3日間彼は食事を終えると決まってすぐに食堂を出てどこかへ行くのだ。今までの潔であれば食事が終われば昼休憩時間ギリギリまで自分たちと食堂にいるか、練習がし足りない場合は早々に練習に復帰したりするというのに今のアイツはなんだ昼休憩になった途端そわそわしだしては急いで食べて片付けるとすぐにいなくなる。
一体どこで何をしているんだ。
気になる。どうしても真相を暴きたい。そう思った千切は食べ終わったお箸を置くと決断したように立ち上がった。
「俺、潔探してくる。」
「探すったってなんの手がかりもないだろ、気の所為なんだから大人しくしとけって」
「いいや、絶対気の所為なんかじゃない」
「どこから湧いてくんだその自信。」
「まってまって俺も行きたい気になる!」
「蜂楽、お前まで」
「ほーら、國神も行くよ!」
「は?俺は行かねーって、ちょ、おい待てまだご飯が!」
「そんなの後でいいから早く!」
哀れなり國神錬介。千切と蜂楽に引っ張られ巻き添えを食らってしまった彼らは食堂から出ると潔を探すべく彼が消えていった方向へと向かっていったのだった。
「潔いないねーつまんなーい」
「だからそんなに簡単に見つけられるわけないだろって言ったじゃねーか。もう食堂に戻ろうぜ。」
探してみること数分。全くどこに潔がいるのかもわからず探していた為に予想以上に見つけることが困難だった彼らは少々諦めモードに突入していたのだが前を進む千切だけはまだ諦めていないらしく辺りを捜索していた。
そんな時どこからか聞こえる喋り声に3人は足を止める。
「なんか聞こえねーか?」
「この声潔じゃない?」
「もうひとつの声は……誰だ?」
聞き慣れた潔らしき声ともうひとつ聞こえるトーンの高い女の人っぽい声。
いや、ぽいと言うよりこれは本当に女の声なのでは?と眉間に皺を寄せながら声が聞こえる部屋へと向かう。ここって洗濯するところじゃんと思いながら物陰から覗くように中を見ればこちら側に背を向けて座っている潔とその奥にいる誰か。潔とちょうど重なっているため顔は見えないがジャージらしきものを来ている人が見えていて更に眉間に皺を寄せた千切。
「なあ、最近潔の様子おかしくないか?」
「だよねだよね、俺も思ってた、なーんか怪しいんだよなあ」
「そうか?いつもと変わらないだろ。」
「ほんっと國神はこういうの鈍感だよな。」
あれは絶対に何かがある。今日もさっさとお昼を食べるとどこかへ消えていった潔の後ろ姿を見て千切は確信した。
もう3日だ。3日も様子がおかしい。この3日間彼は食事を終えると決まってすぐに食堂を出てどこかへ行くのだ。今までの潔であれば食事が終われば昼休憩時間ギリギリまで自分たちと食堂にいるか、練習がし足りない場合は早々に練習に復帰したりするというのに今のアイツはなんだ昼休憩になった途端そわそわしだしては急いで食べて片付けるとすぐにいなくなる。
一体どこで何をしているんだ。
気になる。どうしても真相を暴きたい。そう思った千切は食べ終わったお箸を置くと決断したように立ち上がった。
「俺、潔探してくる。」
「探すったってなんの手がかりもないだろ、気の所為なんだから大人しくしとけって」
「いいや、絶対気の所為なんかじゃない」
「どこから湧いてくんだその自信。」
「まってまって俺も行きたい気になる!」
「蜂楽、お前まで」
「ほーら、國神も行くよ!」
「は?俺は行かねーって、ちょ、おい待てまだご飯が!」
「そんなの後でいいから早く!」
哀れなり國神錬介。千切と蜂楽に引っ張られ巻き添えを食らってしまった彼らは食堂から出ると潔を探すべく彼が消えていった方向へと向かっていったのだった。
「潔いないねーつまんなーい」
「だからそんなに簡単に見つけられるわけないだろって言ったじゃねーか。もう食堂に戻ろうぜ。」
探してみること数分。全くどこに潔がいるのかもわからず探していた為に予想以上に見つけることが困難だった彼らは少々諦めモードに突入していたのだが前を進む千切だけはまだ諦めていないらしく辺りを捜索していた。
そんな時どこからか聞こえる喋り声に3人は足を止める。
「なんか聞こえねーか?」
「この声潔じゃない?」
「もうひとつの声は……誰だ?」
聞き慣れた潔らしき声ともうひとつ聞こえるトーンの高い女の人っぽい声。
いや、ぽいと言うよりこれは本当に女の声なのでは?と眉間に皺を寄せながら声が聞こえる部屋へと向かう。ここって洗濯するところじゃんと思いながら物陰から覗くように中を見ればこちら側に背を向けて座っている潔とその奥にいる誰か。潔とちょうど重なっているため顔は見えないがジャージらしきものを来ている人が見えていて更に眉間に皺を寄せた千切。