三人寄れば…
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急に路地裏で音がし、紅音と紅鬼は驚いて薄暗い道を覗いた。
すると…
「お姉ちゃん!?」「姉貴!?」
なんとズタボロの男性「あ゛?」
失礼…女性が重なっていた荷物にぶつかって壁に寄りかかっていたのだが、この女性はなんと2人の姉である氷麗であった。
「こんなところでどうしたの?しかもぼろぼろで…」
「喧嘩売られたから、全員やっつけてやったわ、へへっ…いってぇ…お前らは学校か…あたしは大丈夫だから、早くいってk「そんなわけにいかないでしょう!!!手当てするから動かないで!」
突然、紅音が大きな声を上げながら、鞄の中から救急セットのようなものを取りだしながら、バンバンと自分の横に座るように促した
氷麗は驚いて目をパチパチとした後、紅鬼に助けを求めた。
「あ~…まぁまだ時間あるし…大人しく治療されておけば?」
「…分かったよ…」
不服そうな顔をしながらも、氷麗は観念し紅音の横にドカッと座り、怪我した腕を差し出した。
~数十分後~
「よし、これでもう大丈夫!絶対、ぜっったぁぁぁい安静にしてね!!!」
紅音は氷麗の鼻につくのではないかというぐらいに、指をビシッと指して念押しをした。
「ありがとう、紅音…ところで、そろそろ行かないと遅刻だぞ???」
「えっ!?」
紅音が時計を見ると、いつの間にか時計は8:45になろうとしているところだった。
「ヤバい!!!ダッシュ!!!ダッシュ!!!紅鬼!早く!早く!」
「分かったよ…姉貴、またな」
「おう!迎えにいくから、正門で待ってろ~」
紅音が走っていく後ろをだるそうに駆け足で去っていく紅鬼にそう言うと、氷麗はまた、路地裏に消えていった。
えっ、貴方、学校は???
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