キスミー・クイック
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
恋? 女嫌いの自分が?
そんなまさか、という気持ちと、恋ならば、この胸の痛みと不快さに説明がつくという事実に歯ぎしりした。
「俺は気づいてたけっどな〜。お前らの仲の良さは、俺らのそれとは違うだろ。」
「だが、あいつは俺たちよりずっと若い。」
「恋に年齢が関係あると?」
「それは…。」
「当人たちより傍目に見る方が事実ってのは分かりやすいモンだぜ、次元。」
悶々と眠れない夜を過ごし、朝が来て、相棒とそんな会話をしながら仕事をこなし、また夜は更けて、かもめが外に行くことを思って、沸き立つ嫉妬に苛立った。
一杯引っ掛けるかとキッチンに向うと、かもめが見慣れたボトルを片手に道を塞いだ。
「ちょうどよかった。一緒に呑まない?」
***