新境地
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「ゲンマ…?」
⚫︎⚫︎さんの声が戸惑っていた。
アノ人の所に行けばどうなるかは明らかだった。
今夜合わせたら取り返しが付かなくなる。
(先手を打つのはオレだ…)
「今回の任務…⚫︎⚫︎さんと組めて嬉しかったです」
「それは……私も楽しかった「オレが言いたいのはそういう意味合いじゃなくて」
冷静に続ける。
「恋人ごっこで終わらせたくないんです」
「………」
「⚫︎⚫︎さんには幸せになってほしいし、その隣にはオレがいたい」
「ゲンマ突然何言って「ずっと伝えたかった事です」
静かな夜に、ゲンマの声が真っ直ぐ届く。
「パートナーも良いと思えたのなら…変態ヤローじゃなくて最初はオレにしときませんか」
「………」
「誰よりも大事にしますから」
声や仕草、全てがウソじゃないと物語る。
⚫︎⚫︎の心が揺れた。
「私…その……そういうの初めてだからわからなくて…」
「大丈夫、任務の時みたいにオレがリードしますよ」
「ゲンマのこと幸せにできるかどうか「⚫︎⚫︎さんが幸せならオレも幸せです」
「………」
「それだけですか?それくらいの理由なら諦めて下さい」
「………」
「オレ、都合よくとらえるの得意ですから…無言は肯定と取りますよ」
断る理由は思いつかなかった。
「オレと付き合って下さい」
「ゲンマ………」
迷いが心の中をぐるぐると駆け巡る。
正解は出なかった。
短く息を吸い込む。
覚悟を決めて静かに小さく頷いた。
「あぁ…よかった」
⚫︎⚫︎の前髪を指先で掻き分け、おでこにそっとキスをする。
「カカシさんに取られる前で」
⚫︎⚫︎が赤くなったのを見てゲンマは笑った。
「これであの婦人との約束も果たせますね」
「え?」
「⚫︎⚫︎さんに似た女の子だといいな。きっと可愛すぎて嫁にはやれませんけど」
先の未来に思いを馳せる。
「…気が早すぎるでしょ」
「すぐですよ」
笑う二人を、広い夜空が見守っていた。
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