恥の上塗り
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「それでそれで?」
楽しそうに続きを促す。
「……」
一方のカカシは仏頂面だ。
「まさか…イチャイチャタクティクスを音読したの?」
「…そうだけど」
「ウソー!」
ケラケラとお腹を抱えて笑う。
「フフッ…カカシの愛読書が役に立ってよかったじゃないっ…」
「…⚫︎⚫︎、面白がってるでしょ」
目の端に涙を溜めて笑う様子にムッとして返す。
「オレの大切な趣味が…とんだ晒し者だよ」
「木の葉の為よ、光栄じゃないの」
「…本気で言ってる?ソレ」
「本気本気」
「………」
「カカシ?」
「…………」
「ごめんごめん、笑いすぎた」
「人の気も知らないで…」
「でも、それくらいで済んでよかったじゃない」
「何も良くない」
ああ…本を置いて静かに去れば良かった。
後悔先に立たずだが、悔やまれる。
「まぁまぁ…実践したワケでもないし。元気だしなよ」
その一言が引き金だった。
「へぇ……⚫︎⚫︎もたまには良いこと言うじゃないの」
「何が…?」
「それならオレも元気出るかも」
「ちょっと待って…!何…⁉︎」
⚫︎⚫︎の手を掴む。
「どこ行くのっ…」
グイグイと引かれながらカカシに問う。
「オレの恥を⚫︎⚫︎にも分けてあげる」
⚫︎⚫︎を見てニッコリ笑う。
「ちょっと…!本気で言ってるワケじゃないでしょうね…」
「本気本気」
数分前のやりとりが思い起こされる。
「やだっ…行かない!」
「大丈夫だよ、優しくシてあげるから」
「そういう問題じゃないっ」
「あぁ…見られると興奮しちゃって困るのか」
「っ…!バカじゃないのっ…!」
ズリズリと引きずられて行く。
「ねぇ…冗談だよね?」
「さぁね」
「謝るから…皆の前でなんて出来っこないでしょ…」
「フーン…皆の前じゃなければいいの?」
「まぁ…いや…でも…」
「どっちなのよ」
「うん……」
「分かったよ」
「え…思い直してくれた?」
「かわいい彼女の頼みだしね」
「よかった…」
しかし家へと引き返すはずの足がまた先を進み始める。
「えっ…どうして…」
「皆じゃなくてシカマルの前でだけにしてあげる」
「っ…ヤダーっ!!」
揉めながら歩く二人を何だ何だと通行人が呆気に取られる。
そのままシカマルの所まで辿り着くのは、また別の話。
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