思い出補正
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イタチの事は幼い頃から知っている。
家が近いこともありよく顔を合わせた。
お互い任務に赴くようになってからも、休日には弟のサスケを交えて遊んでいた。
純粋なサスケと触れ合える時間が、私の息抜きだった。
「⚫︎⚫︎ねーちゃん」
いつも可愛い声でサスケは私を呼ぶ。
腕にまとわりつくその手は、まだ誰も殺めていないキレイな手だ。
「サスケ、もう帰る時間だろ」
「もうー?」
しっかり者のイタチは年下とは思えず、イタチも同様にうっかり者の私のことなど年上とは思っていないのだろう。
「⚫︎⚫︎が困るだろ」
いつも呼び捨てだが、偉ぶるつもりもないので好都合だった。
「またね。イタチ、サスケ」
「あぁ、また」
私の記憶の中のイタチは、いつも穏やかに笑っている。
ここ数ヶ月の表情に比べると雲泥の差だった。
「⚫︎⚫︎?」
カカシに名を呼ばれて我に帰る。
「ごめん…何?」
「さっき言ったこと、わかってる?」
「わかってるよ」
残っていたお茶を飲み干し、席を立った。
「じゃあね」
店を出ながらため息をつく。
(このタイミングでどうして話すかな…)
今夜はイタチと会う予定だった。
雨上がりの道を水溜りを避けながら家へと帰った。
