遅刻癖
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⚫︎⚫︎は神様を味方につけているらしい。
翌日の任務を確認すれば、珍しく午後からだった。
嘘をついても、いずれ分かってしまう。
仕方なく普段より早く起きて⚫︎⚫︎の家へと向かった。
(あーあ、面倒くさい)
日が昇り始めている。
眩しさに目を細めながら、家へと向かった。
預かったカギでドアを開けた。
「入るよー」
一言声を掛けるが、どうせ寝ているのだろう。
真正面にベッドがあった。
頭の上で目覚まし時計が一定の間隔で鳴っている。
子守唄にでも聞こえているのだろうか、⚫︎⚫︎は動じず寝ていた。
視線を本人へ向ければ、その姿に絶句する。
(どんな格好で寝てんのよ…)
オレが来るのを知っているにも関わらず、下着姿を曝け出している。
ということは、今日だけのことじゃないのだろう。
オレの耳に届くくらい、呑気にスヤスヤと寝息を立てている。
寝相も相当悪いのだろか…
申し訳ない程度に掛かっている毛布では、ショーツとキャミソールすら隠せていない。
(後輩たちはこんな格好を見させられてたのか…)
薄いキャミソールからは、今にも胸の突起まで見えそうだった。
最初はこの姿を見たいが為に、後輩たちは頼まれたのだろう。
(まぁ…手は出せなかったんだろうが)
⚫︎⚫︎の姿を見ながら考える。
先輩に手を出すとなればそれなりの覚悟がいる。
ましてや⚫︎⚫︎とやり合う度胸のある奴など、後輩の中にはいないだろう。
とはいえ、どうして安安と無防備な姿を見せられるのか…危機感の無さに苛ついた。
長いため息をつきながらベッドに腰掛ける。
ギシッとベッドが沈んで音が鳴った。
起こせと言われているのだから役目は果たす。
「⚫︎⚫︎ー、おーい」
「……」
声を掛けても何も変化はなく、寝息は変わらず穏やかだ。
「⚫︎⚫︎ー!おーい!」
今度は頬を叩きながら、声量を上げて呼びかける。
「……んー」
仰向けで寝ていた⚫︎⚫︎が、横を向いてオレの方へと身を寄せる。
「ホントに起きないじゃないの…」
なんて奴だ。
「⚫︎⚫︎、起きないと遅刻するよ!」
「んー…」
「火影様怒るぞ」
「やだー…」
寝ぼけながらオレの触れる手にすがりつき、胸を当てる。
「………」
「んー……」
寝ぼけているのだろう。
無意識であろうと、こんな甘い声で触れ合おうとするのか。
人の気も知らず、⚫︎⚫︎はまだ爆睡している。
どこまで寝ていられるのか…
目覚まし時計をそっと止め、悪戯に指先で⚫︎⚫︎の唇をなぞった。
