遅刻癖
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「カカシ先輩遅い!」
「いやー、ごめんごめん」
後輩たちから叱られるのはいつものことだ。
苦笑しながら顔ぶれを確認すれば、ふと思う。
「ん?今日の任務はフォーマンセルって聞いてたけど」
後輩2人とオレだけじゃ人数が合わない。
「ごめーん!」
遠くから聞き慣れた声がした。
「あー、ちょっと遅れちゃったね」
皆の中心に着地し、先程のオレと同じように謝る。
「ちょっとじゃないですよ!⚫︎⚫︎先輩が最後です!」
行きますよ!と怒りながら、後輩たちが先を急ぐ。
オレも数メートル遅れながら続く。
同じく横を走る⚫︎⚫︎に聞いてみた。
「どこ行ってたの?」
「え?どこって…どこも行ってないよ」
「…寝坊ってこと?」
「そうだけど…」
同期のだらしなさに呆れる。
「二度寝の誘惑には勝てないんだよねー」
最近寒くなってきたし、とヘラヘラ笑う。
「…先輩としてどうなのよ」
ため息をつきながら言えば、⚫︎⚫︎が言い返す。
「カカシには言われたくないよーだ」
「オレは…」
皆まで言わなくても知っているだろうに、わざと言う所が⚫︎⚫︎らしい。
「最初は後輩たちが起こしに来てくれたこともあったのよねー」
「…後輩を使うんじゃないよ」
「だって、来てくれるって言うんだもん」
「甘えすぎでしょ」
「でも最近じゃ愛想尽かされちゃったみたいでさ」
誰も来てくれてないんだよねーと、ケラケラ笑う⚫︎⚫︎からは反省の色が見えない。
「…確か⚫︎⚫︎って、後輩指導も担当でしょ?」
「うん、凄いでしょ」
よくも自慢気に言えたもんだ。
「…耳を疑うよ」
あまりの言われようにムッとした⚫︎⚫︎が、不機嫌に言う。
「そんなに言うならカカシが起こしに来てよ」
「ヤダよ」
「どうして!」
「面倒くさいからでしょ」
「お願い!明日の朝は火影様の所に行かなくちゃいけないの!」
態度を一変させて懇願する。
「えー…」
二度寝するくらいだ。
きっと朝は不機嫌で、後輩たちが嫌気をさしたのだろう。
「…オレの明日の任務を確認してからね」
朝の集合が遅ければ行ってあげるよと、しぶしぶ伝えた。
「やった!絶対ね!」
「ハイハイ」
厄介なことに巻き込まれた…と憂鬱なカカシだった。
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