独占欲(ゲンマver.)
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帰宅後は購入した物を2人で並べた。
モノトーンばかりの雑貨は、まるで最初から部屋にあったかのように馴染む。
「家にはいつでも来ていいですから」
そう言って合鍵を渡した。
「ありがとう」
カギを見つめて微笑む⚫︎⚫︎さんが可愛かった。
昼食作りは良い所を見せたくて、オレが引き受けた。
偉そうなことを言っても、サッとできる炒飯とスープとサラダだが…
前の彼女たちにも評判が良いだけあって、まぁまぁの出来だ。
美味しいと言って食べてくれる⚫︎⚫︎さんにホッとするような、くすぐったい気持ちになる。
午後は互いに待機所に行く用事があった。
各々シャワーを浴び、時間をずらして出発した。
ーーーーーー
待機所に入れば、紅さんが会話に花を咲かせている。
近くには⚫︎⚫︎さんの姿があったが、普段通り目は合わせないように意識した。
「よう」
後輩や同期に軽く挨拶をしながら、皆の後ろを通り抜けて窓際のソファに座った。
「ちょっとゲンマ」
紅さんが急に雑談をやめてオレに話しかける。
「上手く行ったなら報告しなさいよ」
「なっ…!」
「なんでじゃないわよ。同じシャンプーの匂いさせてれば気付くでしょ」
ニヤニヤ意地悪く笑っている。
⚫︎⚫︎さんと目が合った。
(やっぱりまずかったか…)
勘繰られる危険性も感じていたが、同じ石鹸の香りを身に纏える優越感の方が勝っていた。
さらに、あわよくば気づかれたいという邪な気持ちも混じっている。
「…晴れて付き合えました。ご協力ありがとうございました」
お陰様です、とお礼を言えば紅さんは満面の笑みをした。
「よかったー!これで⚫︎⚫︎も幸せになれるわ」
ゲンマの近くに来るとバシバシと肩を叩く。
「痛ェっすよ…」
その後は偶然3人で任務をすることになった。
紅さんは容赦なく昨夜のことを聞く。
仕事どころじゃなかったが、ノロけられるのもまぁ悪くない。
任務はこのメンバーなら話していて丁度いいくらいだ。
根掘り葉掘り聞かれて、気まずそうな⚫︎⚫︎さんも可愛かった。
なんだかんだでオレは満足していた。
