独占欲(ゲンマver.)
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押し倒したくなる気持ちをなんとか堪えてシャワーを浴びるよう伝えた。
部屋に響く水音が良からぬ妄想を生む。
風呂上がりにオレの服に袖を通す姿もエロい。
しかし、交際初日で交わったら男が廃る気がした。
彼女を大切に扱いたい。
ワガママな恋愛ばかりだったオレが、初めて異性に向ける感情だった。
続いてシャワーを済ませ、ベッドに入るよう促した。
最初は遠慮していたが、毛布を被って数分経つと小さな寝息を立て始める。
寝顔を静かに見つめた。
安心して寝られるなら良かったと思う反面、生殺しだ…
朝まで浅い睡眠を繰り返し、翌朝は暗いうちから目が覚めた。
ぐっすり眠る⚫︎⚫︎さんを起こさないように気をつけながら、部屋の片付けを始める。
意中の人と付き合えた今、元カノの物は全て整理しておきたかった。
「…おはようゲンマ」
「おはようございます」
背中越しに優しく声を掛けられて振り向く。
何をしているか気づいたのだろう。
今すぐやらなくてもと言われたが、もう思い出には浸りたくない。
集中して片付けると言った。
「朝メシ食いに行きましょう」
朝食は行きつけの定食屋に誘った。
食べながら前の彼女の話を遠慮がちに聞いてきた。
一通り話し終えて呟く。
「淋しい思いさせたのは悪かったと思いますけどね…」
同業でない限り長期任務の理解は厳しいのだろう。
「難しいよね…」
わかるよ、と⚫︎⚫︎さんが優しく微笑んだ。
食べ終えた後は別の店をはしごした。
食材や日用品を揃える。
入用な物が沢山あるかと思えば、最低限の物しか選ばない。
いくらでも買う気でいたのだが拍子抜けする。
そんな控えめな所も好きだと思った。
2人きりで出掛けるのは楽しいが、手も握らなければ腕を絡ませることもない。
少しだけ期待していただけに、がっかりする。
周りから見れば任務の買い出しにでも見えるだろうか。
今までの女なら歩きづらいほどくっついてきた。
そんなことを⚫︎⚫︎さんに言えば嫌がりそうな気がして、口に出さないまま家に帰った。
