犬猿の仲
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脱力する⚫︎⚫︎に覆い被さり問う。
「ねぇオレのこと好き?」
「っ…キライ…」
「……」
不服そうにカカシが見つめる。
「スキって言わないとまたシちゃうかも」
「……好き。ウソだけど」
「おい……まぁ今はウソでもいいか」
初めての夜だ。
骨抜きにするのは楽しみに取っておこう。
シャワーを先に浴びるように勧めたが、⚫︎⚫︎は頑なに一番風呂を拒む。
(律儀すぎるでしょ…)
オレの後に上がってきた⚫︎⚫︎がイスに腰掛けた。
「…お風呂ありがと」
「あぁ」
オレの服を身につけて、気まずそうに言う⚫︎⚫︎が可愛かった。
「ねぇカカシ…?これで明日は大丈夫かな?」
耳を疑った。
「…まさか、まだ行く気でいるの?」
「だって約束したから…」
「そんなの関係ないでしょ」
「そういう訳にいかないよ。それに、今の練習は何だったの…?」
「練習って…」
それは建前で…と鈍感さに呆れる。
「⚫︎⚫︎聞いて?とりあえず明日は断りなよ」
「でも…」
「そうじゃなければ、このまま軟禁しちゃうから」
「……」
もしデートに行けたとしても全力で邪魔する、と微笑む目の奥は笑っていない。
「分かった、オレから伝えとくよ」
「ヤダっ…!ややこしくなる…」
「それなら⚫︎⚫︎が手紙を出して」
「……」
困り顔も可愛い。
「オレ以外とはもう一生させないよ、⚫︎⚫︎」
無茶苦茶だよ…と言う⚫︎⚫︎の言葉にかぶせる。
「オレ、見守るのはもうムリだから」
「……」
「飲み会の時も、少し目を離したらイチャイチャ話してたでしょ」
「イチャイチャって別に…」
あれは恥ずかしくて慌ててただけで…と続ける⚫︎⚫︎の言葉を遮る。
「またあんなの見せつけられたら殺しちゃうかも、アイツ」
「……」
⚫︎⚫︎が引いているのが分かった。
「オレ、嫉妬欲も独占欲も強いのよ」
(だから特定の彼女を作らないように分散してたんだけど…)
「これからは⚫︎⚫︎だけに捧げてあげる」
今日からは一途だからさ、と言い切った。
「い、いらない…!」
⚫︎⚫︎は急いで首を振る。
「もうムリだよ」
なんだか別の扉も開きかけてるし…と笑った。
「なにそれ…」
「オレにもわからないけど、これから⚫︎⚫︎にだけは教えてあげられるね」
「知りたくないっ…」
「身体の相性は思った通りだったし。⚫︎⚫︎もそう思うでしょ?」
「……」
万が一⚫︎⚫︎がアイツとの仲を望んだとしても、諦めさせるやり方ならいくらでも思いつく。
「大好きだよ⚫︎⚫︎」
相思相愛になるまでの楽しみが出来た。
恋愛はこうでなくちゃ面白くない。
愛憎激しく、愛の温度は上がっていく。
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