犬猿の仲
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「カカシさーん、もっと飲みましょー」
「んー?あぁ、ありがと」
「あー、ずるーい。私も注ぎたかったのにぃ」
⚫︎⚫︎とテーブルを挟んだ正面に、カカシが座っている。
彼の両脇だけでなく、そのまた隣まで女性たちがひしめき合っていた。
私は何を見させられているのだろう。
「……」
こんな無駄な夜を過ごすはずじゃなかった。
時は昨日に遡る。
「⚫︎⚫︎ー。明日の夜ってヒマ?飲みに行かない?」
お世話になっている女の先輩に呼び止められた。
「あぁ、いいですよ」
用事がない時以外は、先輩の誘いは断らないことに決めている。
「いつもの飲み屋で二人きりもいいんだけど…明日面白そうな集まりがあるのよねー」
「え?」
なんだか雲行きが怪しい。
「里コンの飲み会」
「…やっぱり行きません」
「そう言うと思った」
「じゃあ誘わないで下さいよ」
「馬鹿!⚫︎⚫︎だってもう20後半でしょ?そろそろ考えなさいよ」
「仕事の方が面白いし…今急がなくても…」
「十分適齢よ」
「えー…」
「お願い!私なんて適齢過ぎそうなのよ…助けると思って!」
「……」
困ったな…と、手を合わせて懇願する先輩を見て思う。
先輩がここ数年必死で彼氏を探しているのは知っていた。
いつもお世話になっているので、協力したい気持ちもあるが…
「…一度だけですからね」
「ありがと⚫︎⚫︎!」
先輩は明日の詳細を告げて、嬉々として去っていった。
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