片腕の試練
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食べ終えた食器を洗いながらカカシが言う。
「今日は任務もないし、一緒にいるよ」
安静以外の予定もない⚫︎⚫︎に、その申し出は嬉しかった。
「…お言葉に甘えさせてもらおっかな」
「もちろん。洗い物が終わったら身支度から手伝うよ」
ニッコリと笑うカカシに嫌な予感がした。
「…自分でできることはするね」
慌ててクローゼットから簡単に着られそうな服を選び、脱衣所で着替えた。
次は洗顔だ。
片手でも洗いづらいが出来ないことはない。
タオルで顔を拭き、歯ブラシを持って脱衣所を出るとソファに座った。
「…残念、着替えも手伝ったのに」
洗い物を終えたカカシが⚫︎⚫︎の横に座る。
「…結構です」
嫌な予感は当たっていたなと思いながら、不器用に歯磨きをして⚫︎⚫︎がこたえる。
そんな様子をみて嬉しそうにカカシが言う。
「やりづらいでしょ?手伝うよ」
「えっ、だいじょうぶだって…」
⚫︎⚫︎の言葉を無視して、カカシが歯ブラシを奪い、片手をあごに添える。
「はい、あーだよ」
嬉しそうなカカシの顔。
何を言ってもムダだろうな…
諦めて⚫︎⚫︎は任せることにした。
言われた通りに口を開け、大人しく磨かれる。
時々、歯ブラシが口内にあたる不快感で顔が歪む。
「んんっ…」
カカシの手が度々止まる。
大分磨けたかな?と⚫︎⚫︎が思った頃、カカシが呟く。
「ダメかも」
「…にゃに?」
歯磨き粉の泡で上手に話せない。
カカシが⚫︎⚫︎の負傷していない手を取り、自らのズボンにのせる。
「ここ」
硬く熱を帯びたカカシのモノが伝わってくる。
⚫︎⚫︎は顔を赤らめ、急いで洗面所へと向かった。
慌てて口をゆすいで鏡を見ると、背後で微笑むカカシと目が合った。
(まずい…)
逃げ場をなくした⚫︎⚫︎が詰め寄られる。
「ケガしてますが…」
不自然に敬語になってしまった。
「オレもシないつもりで来たんだけどさ…」
「…治ってからにしない?」
必死に説得する。
「あんな顔されるとね…」
⚫︎⚫︎の声が届いているのかいないのか、カカシが続ける。
「もう我慢できないよね」
そう言ってニッコリ笑った。
次の瞬間にはスルリと腰に手が回り、唇が重なっていた。
口付けはどんどん深くなり、⚫︎⚫︎の身体の力が抜けていく。
「んっ……」
唇が離れたかと思うと、カカシは⚫︎⚫︎の潤んだ瞳をじっと見る。
「ねぇ、わざとやってる?」
「そんなわけないでしょ…」
「ウソ、誘ってる」
何を言ってもカカシの都合よく解釈されてしまう。
カカシの硬くなったモノが⚫︎⚫︎の腰に伝わってきた。
「…あたってる」
「なにが?」
意地悪く笑う。
「私、療養中なんだけど…」
「知ってるよ。オレだってムリさせたくない」
「だったら…」
「でも可愛いすぎてさ…。そうだ、今晩のオカズくらいもらっていこうかな」
名案だと無邪気な顔をしたかと思うと、視界からカカシの顔が消えた。
下半身に違和感を感じて、見下ろすとキレイな銀髪が目に入った。
一瞬で下着は下ろされ、カカシの舌が敏感な部分に触れる。
「やだっ…!」
必死で抵抗しようとするが、片腕の⚫︎⚫︎に勝ち目はない。
「んっ…!」
脚の力が抜けていく。
座りこみたくても、カカシの腕が軽々と支えてしまう。
「⚫︎⚫︎のやらしい声、もっと聞かせて」
顔を上げてこっちを見つめるカカシと目が合った。
恥ずかしくて急いで視線を逸らしたが、波のように押し寄せる快楽に声が漏れてしまう。
「ぁっ…カカシっ…もうダメっ…」
「ダメって何が?」
「…イきそうっ」
その言葉に動きを止めて意地悪くカカシは言う。
「勝手にイっちゃダメでしょ。イかせてって言わなきゃ?」
ニッコリ笑うカカシに、⚫︎⚫︎の体温が上昇する。
「やだっ…」
「言わなきゃシてあげない」
「…っ!」
息も絶え絶え願いを乞う。
「お願い…イかせてっ…」
「…いいよ」
わざと室内に響くよう音をさせながら⚫︎⚫︎を絶頂へと誘った。
「んっ…イっちゃうっ…」
「…いいよ、イって」
「ぁっ…ダメっ…!」
力が抜けた⚫︎⚫︎をカカシの腕が優しく抱きしめた。
