湯けむり事件
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今年は優れた中忍が多く輩出された。
祝福する先生たちから、羽を伸ばしておいでと湯の国への招待券を頂けることになった。
大盤振る舞いに皆喜び、近年の合格者たちは一泊二日の旅行に出掛けた。
到着すれば外湯巡りを楽しむ者、宿でゆっくり過ごす者など各々自由な時間を過ごす。
出不精の⚫︎⚫︎は宿で一日ゴロゴロしていたが、せっかくの湯の国だ。
先生に感想を聞かれた時に温泉に入らなかったとは言えない。
重い腰を上げて深夜からでも入れそうな外湯を探した。
(うーん…少し歩くけど仕方ないか)
入浴の準備をして夜道を一人行く。
一般人の女性なら怖がる暗がりも、忍であれば怯むこともない。
(食後の運動に丁度良いな)
温泉に着くと手早く衣服を脱ぎさり、洗い場へと向かった。
静まりかえった浴場はまるで貸切のようだ。
つい気が緩み、鼻歌まじりに身を清めて内湯へ入る。
(気持ちいいー…)
お湯はなめらかで刺激も少ない。
目を瞑り体温と湯温が交わる心地よさを感じていた。
ぼんやりと辺りを見渡せば、外へと続くドアを見つけた。
(露天風呂かな…)
立ち上がりそちらへと向かう。
雫が身体を伝ってポタポタと床に円を描いた。
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