恋の引き算
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「カカシ…」
嫌な予感がしてつけてみたらこれだよ…と眉間に皺を寄せる。
⚫︎⚫︎は先刻のことを説明しなくてはと焦った。
「あの、さっきは…」
「あぁ…任務でしょ。知ってたよ」
サクラの口を押さえていた手を外し、柄にもなく苛ついてさ…とため息混じりに言った。
「誤解してるみたいだけど、興味ないならとっくに別れてるから」
「……」
「オレの歳考えてみてよ…」
あの子みたいにがむしゃらじゃ格好がつかないでしょうが、と困ったように言う。
「それに、⚫︎⚫︎が甘えてる時に邪魔しちゃ悪いでしょ」
サクラが口を挟む。
「カカシ先生も本当は甘えたいんでしょー」
「…お前はちょっと喋りすぎね」
サクラがニヤニヤ笑えば、じっとり睨む。
「それでも愛は言葉で伝えなきゃですよ!」
サクラが両手を握り熱く語っている。
「あのねぇ…大人の恋愛は追わせるくらいが上手くいくのよ」
まだ子どもには分からないだろうけど、と付け足した。
「そんなの勝手だよ…」
黙っていた⚫︎⚫︎が呟く。
「もうサヨナラかと…」
「…悪かったよ、別れるわけないじゃない。オレも少し素直に伝えるようにするよ」
「…うん」
きっとこれからの毎日は、カカシの態度に不安にならずに済むのかと安心する。
「…じゃあ⚫︎⚫︎、結婚しよっか」
「え…」
散歩に誘われるくらいの軽さで発せられた一言に言葉を失う。
その展開にキャー!とサクラが口を押さえた。
「なに…突然っ…」
「素直になるって言ったでしょ」
「そんな急に……」
早すぎるテンポについて行けない。
「近いうちにとは考えていたけど、今すぐの方が安心かなって」
オレも人並みには嫉妬するんだよねと苦笑しながら言う。
「良い男になりそうなアイツが迎えに来る前にさ」
⚫︎⚫︎の目を見つめる。
「これでも結構勇気振り絞ったんだけど…返事もらってもいい?」
頭の中は真っ白で…
でも心に秘めた答えは一つだった。
「……はい」
真っ赤になる⚫︎⚫︎を見て、更に高い声でサクラが叫んだ。
「よかった」
カカシが優しく笑った。
押したり引いたり恋の駆け引きは難しい。
二人の方程式を一緒に探して見つけ、信じて誓えればと思う。
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