香水
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「⚫︎⚫︎さん、なんとかしてくださいよ」
「できたらやってるよ…」
ゲンマに言われて困ってしまう。
付き合い始めた当初はもっと淡白だったのに、今では持て余すほどの好意を向けてくれる。
「カカシさんもオレみたいに硬派ならなー」
その言葉を聞いて、すかさず後輩から横槍が入る。
「先輩ウソじゃないですか。元カノの香水、まだ大切に持ってるの知ってますよ」
口々に後輩が言う。
「そうですよ、未練がましく香水を見つめてるの見ましたよ」
「っな…!オマエらいつの間に!」
後輩たちもゲンマは話しかけやすいのだろう。
からかわれながらも慕われてるのがわかる。
⚫︎⚫︎は慌てるゲンマに思わず笑ってしまった。
「可愛いところもあるんだね」
「…たまたま捨て忘れただけです」
そう言うとおもむろにポケットから小瓶を取り出し、⚫︎⚫︎の横のクズかごに投げ入れた。
「おっと」
反射的に手が伸びて思わず掴む。
「…物は悪くないと思うよ?ほら」
ゲンマの方に差し出す。
ゲンマは⚫︎⚫︎の手を睨んで呟く。
「…女々しいでしょ、捨てといてください」
「うん…」
また気が変わるかもしれない。
任務に向かうゲンマの背中を見送りながら、そっと私の胸ポケットに入れた。
