誰の手を借りたい
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翌日の朝はコーヒーを片手にシカマルの問題用紙を見つめていた。
(これは意地悪だな…)
追加で紛れ込ませたのは、私でも参考書を見ないと解けない上忍レベルの問題だ。
自分の性格の悪さに嫌気がさす。
(ハァ…行かなきゃ)
憂鬱な気持ちのまま身支度を整える。
いつもの通勤路を重い足取りでアカデミーに向かった。
今日の午前中は補習とテストを行い、午後はカカシさんの実技の予定だ。
昨日と同じ顔ぶれの生徒と挨拶を交わす。
シカマルの補習も入れたいが、皆の解答率に成果を出さなければ上司に怒られる。
真面目に授業を終えてテストを配った。
「やってやるってばよー!」
皆が配られた問題に目を通す。
なるべく平静を装いチラッとシカマルを見た。
私に怪訝な顔を向けるかと思いきや、静かに問題用紙を見つめて筆を走らせ始める。
(ごめんシカマル…)
心の中で謝った。
セットしていたタイマーが鳴り、テストの終了を知らせた。
「お疲れさま!今回の結果で明日が休みの人と追試の人が決まります。午後の実技のあと知らせるね」
「へへ、なんだか手応えがあったってばよ!」
嬉しそうなナルトがサクラをご飯に誘っている。
そんな横をすり抜けてシカマルが集めた答案を差し出した。
「お願いします」
「はい、ありがとう」
受け取りながら文句の一つでも言われるかと身構えたが、そのまま背を向けて歩いていく。
(怒ったよね…)
皆が教室を後にしたのを確認して、職員室へと向かった。
