誰の手を借りたい
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昼間から酔っ払いたちが騒いでいる。
道端の吐瀉物を避けながら歩いた。
サスケたちを見れば女が抱きつき上機嫌だ。
こんな所をサクラが見たら悲しむなとか、年上からもモテるんだとか、あれこれ考えている自分がいた。
(何を見せられているんだか…)
サスケにとっても余計なお世話だろう。
(帰ろう…)
尾行を中止しようとした時、通りすがる女の肩に中年の男の肩がぶつかった。
サスケが気遣う。
女は嬉しかったのか甘えるように抱きついた。
その様子に⚫︎⚫︎は眉間に皺を寄せる。
(今のって……)
二人はそのまま宿の方へと歩いて行く。
(まずい…)
⚫︎⚫︎は足早に二人に駆け寄った。
「あのっ…!」
二人が⚫︎⚫︎を振り返る。
「誰ー?この女」
女が怪訝な顔で見る。
咄嗟に話しかけてしまい次の言葉が出てこない。
勢いで口走る。
「彼氏に手を出さないで欲しいんだけど…」
突然口から出たウソに⚫︎⚫︎が困惑していた。
「サスケ君、本当なの?」
「……」
「あーあ、しらけちゃった」
興醒めした様子で⚫︎⚫︎を睨み、女が去ろうとする。
すれ違うタイミングで⚫︎⚫︎が呟いた。
「その粉捨てなさいよ」
「…余計なお世話」
女が改心するとも思えないが、変なクスリで被害者が出ないことを祈る。
女の姿が見えなくなるとサスケが話し出した。
「先生何の様ですか」
「…コソコソ後をつけたのは悪かったけど、サスケも相手を選んだ方がいいよ」
女と男がぶつかった時に手渡されていた薬は、明らかにあやしい物だった。
「床に入れば情報を流してもらえた…」
その一言で察する。
(あぁ…イタチ絡みか)
「気持ちは分かるけど…何されてたか分からないでしょ」
「…別に構いません」
「嘘か本当か見定めもしないで。もっと自分を大事にしたら?」
「…欲の処理が出来るなら誰だっていい時もありますよ」
隠す気もなく言われ⚫︎⚫︎は困る。
「それはっ…ごめん…」
サスケも男だし溜まることもあるのだろう…
気まずい沈黙が流れる。
「今夜は代わりに相手してくれるんですよね、先生」
「え…」
「ここで待ってますね」
「ちょっと…!」
サスケは時刻を言い残し姿を消した。
