蛍の導き
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「すごいな…」
「綺麗…」
思わず息を呑む。
開けた視界に三十〜五十匹はいるだろうか、蛍が思い思いに点滅する。
黄色の優しい光だ。
言葉少なに暫く蛍を眺めていた。
ふとカカシが口を開く。
「アスマやるじゃない」
「歩いた甲斐があったね」
二人で顔を見合わせる。
「カカシ?」
「なーに」
「また来年も来れるかな」
「そうだなー…」
言い切れないのは当たり前のことだと知っている。
(意地悪なこと聞いちゃったな…)
忍の世界で約束ほど不確かなものはない。
でも私は不確かでもいいからカカシと一緒に未来に想いを馳せたい。
困らせていることが分かり、前言を撤回しようとする。
「ごめん、聞かなかったことにし「必ず二人で来よう」」
カカシが微笑んで言い切る。
「…ありがとう」
口布をおろすと、そっと口付け抱きしめる。
この先も秋は紅葉を見て綺麗だねと言い、冬は雪に触れて冷たいと笑いたい。
どの季節も貴方の傍で過ごせたらと願う。
ーーーーfinーーーー
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