飢えた愛
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ぐったりと脱力した⚫︎⚫︎を優しく抱き止める。
乱れた髪を手櫛でそっとととのえた。
(もう耳には届かないな)
呆然と見ていた女をカカシが手招きした。
「えっ…」
女は淡い期待をして近づく。
「お、おいっ…」
男が呼び止めるが頬を染めた女の足は止まらなかった。
カカシが女の片手を握る。
「カカシさんっ…」
女の胸が高鳴った。
「ハァ…君もアイツとよく似てるね」
嫌悪の顔で女を見れば、怯むのが分かった。
「今夜のこと、よくアイツに伝えてね」
自身の手を見ると、いつの間にか指輪が握らされている。
「これも返しといて」
有無を言わさせない声音に女は急いで頷き男とその場を去った。
「ハァ…男を見る目がなくて本当困るよ…」
カカシはため息をつきながら、⚫︎⚫︎を抱え自宅へと帰った。
ベッドに寝かせて寝顔を見る。
(⚫︎⚫︎に嫌われるな…)
それも辛いが、⚫︎⚫︎が不幸せになるのに比べればまだマシだった。
距離が近づいているのか遠ざかっているのか分からない。
オレの満たされない何かは⚫︎⚫︎でしか埋まらない。
無理矢理でも身体が繋がれば、心が落ち着くのは⚫︎⚫︎だけだった。
目が覚めたらいっそ結婚の申し込みでもしてみようか。
(いや、もっと嫌われるな…)
歪な愛だと自分で思う。
苦笑しながらそっと⚫︎⚫︎に口付けた。
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