飢えた愛
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料理を堪能しながら話をした。
一緒に過ごした日々のページを少しづつ紐解いて想いを馳せる。
笑いながらふと窓を見れば、見慣れた忍鳥が飛んでいた。
目を見開いて固まる。
「⚫︎⚫︎?」
そんな様子に気づいた△△が話しかける。
「…ごめんね、何でもない」
今日だけは行かないと決めていた。
気づかなかった事にして料理を口に運ぶ。
最後のコーヒーとデザートを食べていた。
△△が短く息を吸う。
「⚫︎⚫︎、もうじき出会って一年だね」
「本当、あっという間だったね」
お酒が入り、染まった頬でニコニコ話す。
「あのさ…」
口を閉ざし、⚫︎⚫︎の顔を見つめる。
「どうしたの?」
「オレと婚約してください」
△△がテーブルの上に指輪を差し出す。
「……」
⚫︎⚫︎は照明の光を反射して煌めく指輪を静かに見つめていた。
嬉しくないと言えば嘘になる。
でも、易々と受け取っていいものでもないことは分かっていた。
(大丈夫、かな…)
ぐるぐると忙しく頭の中で思考を巡らすが、答えが出ない。
(迷うなら信じてみたい…)
覚悟を決める。
「嬉しい…ありがとう」
差し出された指輪を微笑んで受け取った。
