笹送り
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「短冊書いていきませんかー?」
任務終わりに商店街を歩いていると、女の子に声をかけられた。
カカシと二人で顔を見合わせる。
ふと見れば、見上げるほどの立派な笹が飾られていた。
商店街のイベントだろう。
もう七夕か。
任務で里を留守にする時間が長いと、どうにも日付の感覚がわからなくなる。
「書こうよ」
カカシが手を取り言う。
「えー…」
神頼みなんて他力本願だと感じてしまう。
「ぜひぜひ!」
ためらっていると、女の子がもう一方の手を優しく引いた。
しぶしぶ短冊コーナーに足を運ぶ。
「⚫︎⚫︎とラブラブでいられますようにっと」
迷いもなく筆をとると、カカシはスラスラ書いた。
「…」
横目で見ながら、よく恥じらいもなく書けるなと思う。
頭を悩ませながら私も筆を走らせた。
二人で笹に飾る。
「⚫︎⚫︎はなんて書いたの?」
「…言わない」
「なんでよ」
「なんででも」
「つれないなー」
遠くから賑やかな声がする。
ナルトたちを引き連れてワーワー歩いてくるのはヤマトだ。
「おーい」
カカシが手を振ればサクラが気づいたようだった。
「あ!カカシ先生と⚫︎⚫︎さん!」
嬉しそうに駆け寄り話しだす。
「先生たちも書いたんですね!私たちも短冊飾りましたよ、ほら」
一番高い所を指差す。
見ればサスケとの恋愛成就が堂々と書かれていた。
誰よりも願いを叶えたいのだろう、サクラらしいなと苦笑する。
近くにはナルトとサイも飾ってあった。
カカシが尋ねる。
「ヤマトは?」
「ボクはいいですよ」
「じゃあオレにちょうだい」
「え…そういうものじゃないんじゃ…」
「いーのいーの」
また筆をスラスラと走らせ、手早く飾る。
「なんて書いたんです?」
ヤマトに聞かれればナイショとカカシは笑った。
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