盲目の光
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その夜、帰宅した姉に夕方のことを話した。
「へぇー。じゃあお店に来てくれるかもね!」
「うん」
稼ぎ時の今、お客が増えることは嬉しい。
ただ、去り際に“また”と言われたことに関しては言い出せなかった。
姉が心配する気がして話し辛かったのだ。
しかし、そんな心配は無用のようだった。
数日後、仕事から帰ってきた姉が息急き切って話す。
「⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎!来たよ!」
「何が?」
「こないだ話してたお客さん!」
「へぇ…本当に来てくれたんだ」
誠実さに驚いた。
「そうだよー!それに沢山買って行ってくれたのよ」
「…凄い、一点物で高級なのに」
相当稼いでいるのか。
店としては有難い限りだ。
「お姉ちゃん、どんな人だった?」
⚫︎⚫︎が聞けば、姉は少し間を置いて答えた。
「…意外と良い人って感じかな」
ぼんやりとした表現に訝しむ。
(怖い仕事の人…?刺青が入ってるとか?)
「ねぇ…そのお客さん大丈夫?」
「大丈夫よ!また来てほしいくらい」
(ごめんね⚫︎⚫︎、口止めされてるとは言えない…)
姉は申し訳なさそうに顔を曇らせるのだった。
