盲目の光
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「そこ熱いよ!この辺を持たなきゃ!」
「…うんっ」
料理が一番難しい。
包丁の感覚はわかるようになったが、火を使えば気持ちも焦るし途中経過も分かり辛かった。
「そうそう、上手よ」
教え上手な姉のおかげで、今日も食べられる昼食を作ることができた。
「お姉ちゃんいつもありがとう」
「どういたしまして」
出来上がった料理を美味しいね、と食べながら姉が言う。
「⚫︎⚫︎、後で少しだけ出かけたいんだけど…」
「うん、わかった」
「すぐ帰ってくるね」
「大丈夫だよ、ゆっくりしてきて」
これ以上貴重な休日を奪いたくない。
「ありがとう」
姉の嬉しそうな声がした。
