ヘアセット
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「カカシありがと!」
友だちの結婚式の二次会に呼ばれた。
久しぶりにドレスに着替えた。
⚫︎⚫︎の髪を器用にセットしてくれるのはカカシだ。
鏡の中で見つめ合う。
「いや…これもダメだ」
ため息をつきながら首を振る。
「ダメじゃないって、素敵だよ」
「…可愛すぎる」
「…」
「やっぱりおでこは隠すか」
(まただ…)
何度やり直していることか。
どの髪型も良かったと思う。
でも、カカシ自身のOKが出ない。
⚫︎⚫︎はやってもらっている手前、強引なことも言えず困っていた。
「ねぇ⚫︎⚫︎…もう何もしなくていいんじゃない?」
カカシが言う。
「そういうわけにいかないでしょ」
慌てて言うが、なんとも不満そうな表情だ。
「可愛すぎて心配だ…」
俺もついて行っていい?と聞かれた。
招待状もない人を連れていける訳がない。
「あー参ったな…」
カカシは真剣に悩んでいる。
もうなんでもいいから、それなりの髪型にしてほしい…。
頼む相手を間違えたと反省した。
「こんなに可愛いし、変なやつが寄ってくるな…」
あぁ心配だと泣きそうな顔をしている。
集合時間が迫っていた。
泣きたいのはこっちだ。
「ねぇカカシお願い。そろそろセットしてほしいんだけど…」
「はぁ…わかったよ」
数分前に見たヘアアレンジで仕上げてくれた。
飾りをあしらうと、カカシの手がそっと離れる。
「ありがとうカカシ!」
一安心だ。
「⚫︎⚫︎。絶対声かけられてもついて行っちゃダメだから」
「うんうん」
「彼氏がいるってハッキリ言うんだよ」
「わかったわかった」
用意してあったバッグを手に取ると、急いでヒールを履く。
「じゃあ行って来ます!」
「…行ってらっしゃい」
見送りに来たカカシの表情が淋しそうで、少しだけ可哀想になる。
「大丈夫だよ?」
「…うろうろしてるから」
「え?」
「会場の周りをうろうろしてる」
…本当にやりかねない。
「カカシ、お願いだから信じて」
そう言ってカカシの口布をそっと下げ、優しくキスをした。
「カカシが一番だよ」
「…⚫︎⚫︎、信じてる」
頷き⚫︎⚫︎は優しく笑った。
カカシがさらににこやかに笑う。
「あと、これだけ心配かけるんだから夜はサービスしてね」
「はい…」
ドアを閉めてから、もうカカシには頼むものかと深いため息をつくのだった。
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