恋煩い
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涙が頬を伝う。
前が見づらくて歩きにくい。
「⚫︎⚫︎、悪かったよ」
声のした方を振り返ると、いつの間にかカカシ先輩が数歩後ろにいた。
「…大丈夫です」
急いで涙を手の甲でぬぐい、震える声でこたえた。
「でも、さっきの発言は幻滅しました」
自分を守りたくて、素直に言葉を紡いだ。
少しの沈黙のあとカカシが口を開く。
「からかったわけじゃないよ」
「…嘘です」
信じられるわけがない。
頭を掻いて困ったようにカカシは言った。
「本心だよ」
⚫︎⚫︎は耳を疑う。
「まさか」
「…前に任務で一緒になったでしょ」
「一度だけですよ?それに、あの頃は足を引っ張ってばかりでした」
「たしかにあの時は、一所懸命な真面目な子って印象しかなかったよ」
「じゃあなんで…」
「任務で成果を出しているウワサが耳に入れば、オレだって意識するのよ」
「…カカシ先輩が私なんかに」
「通りすがるたびに見違えるほどキレイになっていく後輩がいれば気になるわけ」
ため息をつきながら言う。
「好きになりかけてる子に近づけるチャンスは逃さないよ」
会話の糸口については失敗したけど、と申し訳なさそうに言う言葉には、嘘の気配はなかった。
「都合よく信じちゃいますよ…?」
「好都合だよ」
まっすぐカカシ先輩を見ると、優しく微笑んでいた。
「おいで」
手を引き抱きしめられると、カカシ先輩の良い香りが鼻をくすぐる。
とまどいと安堵で涙がとまらない。
「泣かせて悪かった」
「…」
満点の星空に、優しく響く先輩の声。
私の恋煩いは無事に終息を迎えた。
泣きやみ落ち着いた頃、
「バックは今度試そうね」
と、耳元でささやくカカシの声に、真っ赤になる⚫︎⚫︎だった。
ーーーーfinーーーー
前が見づらくて歩きにくい。
「⚫︎⚫︎、悪かったよ」
声のした方を振り返ると、いつの間にかカカシ先輩が数歩後ろにいた。
「…大丈夫です」
急いで涙を手の甲でぬぐい、震える声でこたえた。
「でも、さっきの発言は幻滅しました」
自分を守りたくて、素直に言葉を紡いだ。
少しの沈黙のあとカカシが口を開く。
「からかったわけじゃないよ」
「…嘘です」
信じられるわけがない。
頭を掻いて困ったようにカカシは言った。
「本心だよ」
⚫︎⚫︎は耳を疑う。
「まさか」
「…前に任務で一緒になったでしょ」
「一度だけですよ?それに、あの頃は足を引っ張ってばかりでした」
「たしかにあの時は、一所懸命な真面目な子って印象しかなかったよ」
「じゃあなんで…」
「任務で成果を出しているウワサが耳に入れば、オレだって意識するのよ」
「…カカシ先輩が私なんかに」
「通りすがるたびに見違えるほどキレイになっていく後輩がいれば気になるわけ」
ため息をつきながら言う。
「好きになりかけてる子に近づけるチャンスは逃さないよ」
会話の糸口については失敗したけど、と申し訳なさそうに言う言葉には、嘘の気配はなかった。
「都合よく信じちゃいますよ…?」
「好都合だよ」
まっすぐカカシ先輩を見ると、優しく微笑んでいた。
「おいで」
手を引き抱きしめられると、カカシ先輩の良い香りが鼻をくすぐる。
とまどいと安堵で涙がとまらない。
「泣かせて悪かった」
「…」
満点の星空に、優しく響く先輩の声。
私の恋煩いは無事に終息を迎えた。
泣きやみ落ち着いた頃、
「バックは今度試そうね」
と、耳元でささやくカカシの声に、真っ赤になる⚫︎⚫︎だった。
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