禁断の薬
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(届いてしまった…)
ポストの中の小包を手に取り項垂れる。
送り主は以前任務で関わったことのある薬師だ。
帰宅してすぐ確認したので、カカシは知らないはずだ。
早く隠蔽しようと玄関の鍵を開けた。
急いでドアノブを回したら、なぜか鍵が閉まった。
…きっと中にカカシがいる。
そっと家から離れようとすると、中から声がした。
「⚫︎⚫︎ー?お帰り」
煩くドアを開けたことが悔やまれる。
ここで逃げたら余計に怪しまれるだろう。
「…ただいまー」
どうしたものかと忙しく考えながら、ゆっくりと家に入った。
ワンルームの家は、カカシから⚫︎⚫︎がよく見える。
隠す余裕もない。
「…それなーに?」
目ざとくカカシが小包を指す。
「任務の資料」
「ふーん」
…誤魔化せたか。
なるべく自然に仕事関係の棚にしまう。
「…⚫︎⚫︎、ウソでしょ。差出人が違った」
⚫︎⚫︎の背中に話しかける。
「改良された媚薬の試作品だよね」
⚫︎⚫︎が誘ってくれるの待ってたのに…と口を尖らせている。
(泳がせたのね…)
意地が悪い。
「ねぇ、飲んでみてよ」
「…やだ」
「なんで?」
「…紅にあげるの」
「いいの?大事な友だちが壊れても」
「壊れる…?」
なんて恐ろしい薬だろう。
「…じゃあ捨てる」
「勿体無い!」
「もう懲りたの」
「お願い、飲んでよ」
「そんなに気になるならカカシが飲めば?」
「ふーん…いいよ」
今なんて言った…とカカシを見ると、雑に包装を開けて小瓶を飲み干す。
「…⚫︎⚫︎、責任とってね」
微笑むカカシに冷や汗が出た。
1/2ページ
