駆け引きを貴方と※作成中
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「もうそこまでにしときな、⚫︎⚫︎」
「もうちょっとだけ…お願いー」
明らかなヤケ酒だった。
「やめとけって…帰れなくなるぞ」
「ハイハイ」
「二つ返事をするな」
「ハーイ」
「まったく……」
傍から見ればまるで父娘のようなやりとりだ。
「そんな顔で飲んでも美味くねぇだろ」
「………」
いつもは楽しい掛け合いだが、今夜はそういう気分になれない。
店主が心配そうにしていると、カウンターの離れた席から男が声を掛ける。
「オレが送って行こうか?」
⚫︎⚫︎が声をした方を見れば、背が高い短髪の男が微笑んでいる。
「お前は……また…」
この見かけない男もまた、店主の知り合いのようだった。
「そう……お願いしようかな」
いつもは即座に断るが、今日は口を衝いて出た。
その邪な思いが全面に出ている笑顔が、カカシと正反対だったからだろう。
「⚫︎⚫︎っ!やめとけやめとけ…ソイツは「選ぶのは彼女だよ」
「………」
「どうする?」
やりとりを不安そうに見る店主へ⚫︎⚫︎は笑う。
「大丈夫だよ、私なら」
そうでしょ?と微笑む。
この男は私が忍である事を知らない。
多少酔っていようが、いざとなれば一般人などどうとでもできる。
その事は店主も知っているので、それ以上は口をつぐんだ。
「じゃあここはオレが」
「ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうね。ご馳走様」
笑顔でお礼を言った。
帰り道ではお互いが店へ通うきっかけとなった話で盛り上がる。
「え、あのバーで働いてるの?ずっと気になってたんだよね」
「今度来てよ」
「ぜひ!」
(今夜は奢ってもらっちゃったし、お金を落としに行かなきゃな)
行きつけが増えそうな予感に、酒好きの⚫︎⚫︎は喜んだ。
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