駆け引きを貴方と※作成中
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「カカシさん!今日もありがとうございました」
「いえいえ。また明日ここでね」
「ハイ!失礼します」
編み下ろした髪を揺らしながら爽やかに帰って行く。
砂隠れの里と木の葉隠れの里で、数人の忍達が派遣交換される事となった。
木の葉からはエビスやゲンマ等が一週間旅立っている。
オレは今日の報告へ向かいながら、火影様に呼び出された時の事を思い出していた。
「…オレですか?」
「急で悪いが、他里との交流の為だ」
「適任者なら他にもいるでしょう?」
「そう思って調べたのだがな…任務の都合上、七日間予定を空けられるのはカカシだけだ。ワシの顔を立てると思って頼まれてくれぬか」
「ハァ……分かりましたよ」
「頼んだぞ、カカシ」
第七班の修行はアスマがまとめて見てくれる事になり、オレは集中して向き合わされる有難い状況となった。
「お疲れ、カカシ」
アカデミーの廊下で意外な人物に会う。
「⚫︎⚫︎?こんな時間に珍しいね」
「朝提出した書類に漏れがあってさ」
呼び出されちゃったと笑う。
「なるほど…」
真面目なのに時々抜けているオレの彼女らしい。
「カカシは?」
「オレは今日の報告」
「そっか。砂隠れの子はどう?」
「飲み込みが早くて教え甲斐があるよ」
「そう、良い子で良かったね」
ニコニコと微笑む。
「…それだけ?」
「それだけって?」
「いや……」
彼女の余裕という奴だろうか。
今までオレの周りにいた女達は、女の影がチラつくと気が立っていたので拍子抜けしてしまう。
(それとも魅力がなくなったか……)
どちらにせよ面白くない。
「あと4日だっけ?頑張ってね」
「あぁ」
じゃあね、とあっさり去って行く後ろ姿を見送る。
今夜は紅と食事の約束があると、数日前から言っていた。
例え楽しみで急いでいるのだとしても、彼氏との会話が名残惜しくないものか…
きっと心が曇って行くのはオレだけなのだろう。
つまらない感情が首をもたげた。
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