合言葉
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暗闇の中でロウソクの灯りが優しく二人を照らし出す。
「「おめでとう」」
誕生日を祝う二人の声が、グラスと共に重なった。
一年に一度、オレと⚫︎⚫︎は一週間違いの誕生日をオレの家で祝う。
恋人と言えど休みが重なる事は珍しく、記念日でさえ夜に過ごす事が定番となっていた。
「お腹空いたねー」
お互いが作った料理と、買ってきたオードブルに手を伸ばしながらアルコールを流し込む。
「火影様は人使いが荒いからね」
穏やかな会話が、時間をゆっくりと進めていく。
今年の誕生日は、お互い班を束ねる立場になった。
⚫︎⚫︎の話題は専らその事で、楽しそうに話す彼女の話を頷きながら聞く。
「ねぇカカシ?カカシの班の事も教えてよ」
大半の料理を食べ終え、グラスを傾ける回数も減ってきた頃⚫︎⚫︎はそう言った。
「聞きたい?」
「もちろん」
「そうだな……」
少しだけ考えて、オレは立ち上がり⚫︎⚫︎の手を引く。
ロウソクの灯りが揺れ、ベッドへ倒れ込む二人を壁に映し出した。
「ココで教えてあげる」
「えっ……ねぇ、まだケーキも食べてないよ?」
「ケーキより先に⚫︎⚫︎が食べたくなってさ」
「んっ………」
軽く口付けた後、オレは微笑んで言った。
「ほらね、⚫︎⚫︎の方が甘い」
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