追い風に乗って
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お疲れ様です!」
背中から元気な声がして⚫︎⚫︎の肩が跳ねた。
見れば見知らぬ後輩が頭を下げている。
「あっ…!お疲れ!」
「お疲れー」
後輩は二人の横を通りすぎ、廊下の角を曲がって行く。
足音が遠ざかると⚫︎⚫︎の腰へ手を回した。
⚫︎⚫︎は慌てて周囲を見渡した。
「カカシっ…ここ廊下っ」
⚫︎⚫︎は声を潜めながら拒む。
「んー?よく聞こえない」
口布を下ろしながら微笑んで言う。
「あの日は久しぶりだった?」
「……」
キスの事を言われているのが分かった。
核心をつかれて赤くなる。
「可愛かったよ」
⚫︎⚫︎の後頭部を支えると浅く口付ける。
驚いた⚫︎⚫︎が胸を強く叩いた。
「痛いなぁ」
「バカっ!こんな一目につく所で…」
⚫︎⚫︎が焦って周囲を見渡す。
「へぇ…誰もいなければいいって事?」
腕を引くと近くの部屋に入った。
「ここなら集中できるね」
カカシの背中越しに、椅子が乱雑に置かれているのが分かる。
日中は皆が授業をしていたのだろう。
一日中曇り空が続いた今日は、早めの夜が訪れようと室内を薄暗く包んでいた。
