独占欲《続》
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「お疲れさまです⚫︎⚫︎さん。これお願いします」
「はーい、お疲れ様」
後輩から書類を受け取り目を通す。
「⚫︎⚫︎さん大丈夫なんですか?」
「んー?大丈夫だよ。働いてる方が健康的なの」
「そうですか…ご無理なさらず」
「ねぇ…私、具合悪そう?なんだか今日はよく聞かれるんだよね…」
これでも調子が良い方なんだけど…と口ごもる。
「それは…」
「ん?」
「いえ、ただ心配なだけですよ」
「そう…?でも大丈夫だから。ありがとう」
微笑みながら印を押した書類を返した。
後輩は無言で廊下に出ると、窓際に佇むカカシに声を掛ける。
「⚫︎⚫︎さん大丈夫そうでしたよ」
「そう、ありがとう」
「あの…」
「んー?」
⚫︎⚫︎さんに勘繰られてます、とは言えずに言葉を飲み込んだ。
「いえ…無事にご出産されることを祈ってます」
「どーも」
素っ気ない言葉とは裏腹に、優しい眼差しを向けるカカシの姿に変わったなと後輩は思う。
任務の合間を縫っては、こうして⚫︎⚫︎さんの部屋の前に待機しているらしい。
この人に全力を注がれる事が、女なら羨ましくて仕方ないのかもしれないが…もう誰にも付け入る隙はないのだろう。
ゲンマさんとの話も風の噂で聞いていた。
誰にも聞けない事情は闇の中だった。
