恋人ごっこ
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「カカシ、今夜はベッド使って。もう大丈夫だから」
夜になるとオレの服に身を包んだ⚫︎⚫︎が言った。
昨夜オレが床で寝た事を申し訳なく思っているのだろう。
「それは出来ないでしょ」
「お願い。これ以上は良心が痛むのよ」
「一緒ならいいよ」
「一緒?ベッドで?」
「そう、先輩一筋の⚫︎⚫︎ちゃんなら平気でしょ」
「流石にそれは…」
「ダメなら今日も床で寝ようかな」
「………」
「決めてよ、⚫︎⚫︎」
困った顔をする⚫︎⚫︎を見つめる。
きっと優しい⚫︎⚫︎はこう言うだろう。
「…わかった」
予想通りの言葉に口角が上がりそうになるが、平然を装って頷いた。
⚫︎⚫︎が心変わりする前に、就寝準備を済ませるとベッドに入る。
「おいで」
やはり決断したものの迷いが見られる⚫︎⚫︎を、オレは布団の中から誘った。
「………」
躊躇いながらも、いそいそと隣へ来る⚫︎⚫︎が愛おしい。
「お休み⚫︎⚫︎」
「お休み」
抱きしめたくなる衝動を抑えて、サイドテーブルの明かりを消す。
室内は暗闇に包まれた。
