恋人ごっこ
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「涙が勿体ない…。それとも現場を見るまで分からない?」
「それは………」
「そこまで馬鹿じゃないでしょ?」
目が覚めていくのと同時に、心は静かに落ちていく。
カカシが指で⚫︎⚫︎の涙を拭った。
「縋りなよ、オレに」
⚫︎⚫︎の手を絡め取り、指の形を確かめるように触れ合う。
「少しだけ、相手を間違えたんでしょ」
指先にキスをした。
「先輩もモテるけど、オレの方がモテるよ」
「………」
「優しいし意外と一途」
「もういいよ、カカシ…分かってるから」
「ハイハイ、もう黙るからさ……。だから⚫︎⚫︎も、思い出に泣かないで」
頬を伝う涙を舐めた。
⚫︎⚫︎が嫌がればすぐに止めようと思った。
拒絶されるかと思っていたが、⚫︎⚫︎は大人しくじっとしていた。
それならばと首筋へ口を寄せる。
「んっ……カカシっ…」
⚫︎⚫︎が身を捩る。
「イヤだった?」
「…嫌じゃないけど……くすぐったい…」
「もしかして慣れてない?」
「こんな風にされた事ないから…」
「……前戯ナシって事?」
「うん……」
そんなセックスでよく女が尽きないなと呆れる。
まぁ変わる変わる違う女になっていくのは、そのせいなのだろう。
(オレにとっては好都合だけど)
カカシは⚫︎⚫︎の布を剥ぎ取り脚を開くと顔を埋めた。
「ヤダっ…カカシ…‼︎」
⚫︎⚫︎は一瞬の事に思考が追いつかなかったが、理解すると脚を閉じようと必死になる。
「そんな所っ…汚いから!」
「⚫︎⚫︎に汚い所なんてある訳ないじゃない」
「バカっ!本当に……んっ……」
「…オレが教えてあげる」
力が抜けていく⚫︎⚫︎の脚をそっと撫でた。
