良い人※作成中
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「どうしたのそれ?」
目ざとく見つけたのはカカシだった。
⚫︎⚫︎は小さくまとめた外装を、待機所のゴミ箱にこっそり捨てている所だった。
適当にあしらおうかとも思ったが、嘘はあまり得意ではない。
後々辻褄が合わなくなるのも面倒で正直に話す。
「あぁ…もらったの」
「誰に?」
「後輩」
「誕生日に?じゃあプレゼントじゃないの」
カカシは驚いた口振りだった。
「そうなるね……何よ」
「告白もされたんでしょ」
「………別に返事はいらないって」
カカシは黙り込んだ⚫︎⚫︎を睨んだ。
「どうして受け取っちゃうかね」
「…選んでくれた時間とか色々考えると受け取らない訳にはいかないでしょ」
「…優しいねぇ⚫︎⚫︎は」
「………」
ゲンマが不在だと安心していたら、カカシから嫌味が飛んでくるとは。
私だって断った方がいい事くらいわかってる。
ただ相手の落胆した表情を見るのが苦手なだけだった。
カカシはそれ以上何も言わなかったが、⚫︎⚫︎の腕に静かに手を伸ばす。
許可もなくブレスレットを外すと自分の腕に嵌めて眺めた。
「へぇ…良いじゃない。どこの?」
ブレスレットをまじまじと見ている。
悔しいが違和感はなかった。
「ちょっとカカシ返して。…どこのかは私も知らないけど、良いデザインだよね」
「へぇ…じゃあちょっと借りるね」
「え?」
「じゃあオレ行くから。⚫︎⚫︎誕生日おめでとう」
「ちょっと…!」
⚫︎⚫︎の言葉を遮って待機所を去って行く。
相変わらずの身勝手さに呆然としていた。
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